2019.6.20
子どもの写真を印象的に撮るなら!「望遠レンズ」活用してる?
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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。
あなたは普段、写真を撮影するときに望遠レンズを活用していますか?
望遠レンズと言うと、風景など遠くにあるものを撮影するためのレンズというイメージが先行し、なかなか日常使いしづらいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもの撮影にもぴったりな望遠レンズの特徴や、メリット・デメリットを解説していきます。
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望遠レンズとは?
まずは、一般的なレンズと望遠レンズの違いや特徴から確認していきましょう。
望遠レンズの最大の特徴は、焦点距離が長いことです。
この効果によって、遠くの景色や離れた場所にいる人もくっきりと撮影でき、まるで近くにいるかのような臨場感のある写真が完成します。
子どもの運動会やおゆうぎ会のようなシーンは、望遠レンズの出番です。
しかし、せっかく購入した望遠レンズでもイベントごとがなければなかなか使う機会がなく、しまいこんだまま……という人もいるのではないでしょうか。
しかし実は、望遠レンズは子どもの何気ない日常生活を撮影するのに適したレンズです。
年に数回のイベント時だけ取り出し、あとは鳥や月を数回撮っただけというような状態ではもったいないですから、望遠レンズの特徴を知ってうまく活用しましょう。
望遠レンズでの撮影に向いているシーン
望遠レンズで撮影するとなると、やはり「離れたところにいる子どもを撮影する」というイメージを抱くかもしれませんが、必ずしも遠くにいる被写体を撮影するときにだけ使うべきものではありません。
公園で遊んでいる様子や、自宅でまったりしている様子など日常の何気ない様子も、望遠レンズで撮影してみてはいかがでしょうか。
望遠レンズを使って子どもだけに焦点を合わせれば、子どもをぐっと大きく映し出せるためインパクトの大きな写真が完成します。
また、遠くから撮影することで、カメラを意識していない、自然な表情を撮影しやすくなります。
このような魅力を活かし、イベントのときだけでなく日常の何気ない様子を撮影することにも活用してみましょう。
望遠レンズを利用するメリット
望遠レンズは、背景をぼやかすことができるという特徴があります。
焦点距離は長くなるほどぼやけるため、例えば同じ「リビングで遊んでいる子ども」を撮影した写真でも、望遠レンズを使った方が背景がぼやけた写真に映ります。
ピントが合っている子どもの表情はくっきり、背景はふんわりとした写真は、プロが撮影したような雰囲気に仕上がるでしょう。
室内で写真を撮影するとき「ごちゃついたインテリアまで一緒に映ってしまうのは避けたい」というときにも、望遠レンズなら背景が気になりづらく、美しい写真が実現します。
また、思うままにズームできる望遠レンズでは、自分の子どもだけに焦点を当てて撮影することもできます。
「撮影したデータをSNSに載せたい」と考えたとき、他の子どもが映ってしまった場合には顔が分からないように加工したり、切り取ったりと配慮する必要があります。
しかし、望遠レンズを使えば周囲をぼやかすことと、自分の子どもだけにズームして他の子が映らないように配慮すること、両方ができるようになるのです。
一方で、望遠レンズにはデメリットもありますので注意しましょう。
望遠レンズを利用するデメリット
最大のデメリットは、焦点距離が長い分どうしても画角が狭くなってしまうことです。
焦点をしぼってインパクトのある写真を撮影することはできますが、例えば公園の端から端まで広く撮影するのには向いていません。
一方で、前述のように「余計な背景を映したくないときにも、きれいな仕上がりにしてくれる」というメリットとも隣り合わせているため、使い方次第と言えるでしょう。
また、子どもとの距離が遠くなるほど、ブレが起きやすくなることもデメリットです。
三脚を用意したり、柵などに肘を固定したりと、撮影のときにブレにくくなるような工夫が必要です。
子どもを望遠レンズで撮影するときのポイント
子どもを望遠レンズで撮影するときは、ズーム調整が鍵になります。
寄りすぎると全体像が分かりにくくなりますが、その分表情がよく分かる、味のある写真になります。
引きの構図にすると子どもの姿は遠くに捉えることになりますが、かえって印象的な動きのある写真が撮れるようになるかもしれません。
一般的なレンズを扱うときとは違い、ズームだけで簡単に構図を決められるのが望遠レンズの魅力ですので、色々と試しながら理想の写真を撮影しましょう。
子どもが走っているときには、動きに合わせてカメラを振りぬく「流し撮り」などのテクニックも試すことで、躍動感たっぷりの写真が撮れるようになります。
ただし前述のように、テクニックを活かすとどうしてもブレなどが起きやすくなるため、大事なシーンではプロのカメラマンへの依頼も活用しながら思い出の写真を残しましょう。
まとめ
いつもと変わらない景色や構図の写真であっても、望遠レンズを活用することで印象ががらりと変わるかもしれません。
「望遠レンズ=運動会など限られたシーンで使うもの」というイメージは捨てて、日常の中でうまく活用してみてくださいね。
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