ズボラと勤勉
2025.04.28

このコラムでは何度も書いているんですけど、やっぱり人間「ためない」ってのが大事だと思うんです。
「ズボラだからためちゃうんです」って言われる事も多いんですけど、ぼくもかなりズボラなタイプ。
でも、ズボラだからこそためない方がいいと思うんですよね。
例えば洗濯。
ぼくは基本的に毎日洗濯をするんですね。
まぁ、一人暮らしなので、自分のものと、仲良し系女子が泊まりにきた時は女子のものくらいなのでたかがしれてます。
服はネットに入れて、服以外のパンツや靴下、タオルなどはネットに入れずに普通に洗濯をする。
洗濯が終わると、ネットだけ取り出して、ネットに入れていないパンツや靴下、タオルなどはそのまま乾燥へ。
そして、ネットに入っている服はそのまま干す。
ちなみにぼくの家は洗面所からトイレとお風呂に行くタイプの部屋なんですけど、その洗面所に突っ張り棒をして、すべてハンガーにかけて干すんです。
洗面所には扇風機2台と乾燥機がおいてあって、乾燥機は毛布などを洗った時しか使わないので、普段は洗濯物を干して扇風機2台をまわしておく。
すると、数時間ですべて乾いているので、あとはそれをハンガーのままクローゼットにしまうだけ。
ズボンもすべてハンガーにかけて干しているので、そのままかけるだけ。
ずぼんやTシャツなどもタンス的なモノにしまうのではなく、すべてハンガーにかけて収納しているので、干してある洗濯ものを、そのままクローゼットのハンガーラックにかけるだけ。
そして、乾いた洗濯物をクローゼットにしまうついでに、乾燥機にかけて乾いているパンツや靴下やタオルをなおすんですけど、これもズボラなので、パンツと靴下とタオルは洗面所の収納に入れているんです。
さすがにパンツや靴下はハンガーにはかけないのですが、パンツや靴下をクローゼットのある部屋に持っていくのがだるいので、すべて洗面所に収納するというわけです。
ちなみに部屋着もすべて洗面所においてるんですね。
なぜ部屋着も洗面所においてるかというと、部屋着に着替える時って、着替える前に着ていた服を脱ぐわけじゃないですか。
もし部屋着をクローゼットのある部屋においていたら、クローゼットの部屋で着替えて、着替えた服をまた洗濯機のある洗面所にもっていかないといけないわけでね。
ズボラだからこそ効率的な動線を考えているというわけなんです。
こないだ、仲良し系女子の友達に「飲んでる時でも洗濯するよね、まじで洗濯おじさん」なんてひどい事を言われたんですけど、飲んでる時でも、話が盛り上がっていようとも、洗濯機の音がなればタイミングを見て動き出すのです。
なぜなら、濡れたままの洗濯物を洗濯機の中に入れておきたくないから。
あとは、忘れたくないから。
自分がズボラだからこそ、ためずにすぐやるという事を心掛けているのであります。
毎日ちょっとづつやれば、面倒くさくないし、ズボラな僕でも継続できると思うんです。
真面目な人って、真面目だからこそためちゃうと思うんですよね。
ちゃんとやらなきゃダメって意識が働きすぎるから、ちゃんとするために時間をつくらないとと思い、忙しい毎日の中でその時間が作れずにどんどん溜まっていく。
これ、仕事も同じだと思うんですよね。
ぶっちゃけ、経営者とかリーダーってズボラな方がいいんです。
ズボラだからこそ自分がルールやスキームを作れば後はスタッフに任せる。
任せるからこそ、自分の時間ができるから、また違う仕事ができる。
システム屋も絶対にズボラな方がいいんです。
ズボラだからこそシステムを構築して自動化するし、効率的で処理の早いコードを書く。
真面目な人ってのは、システム構築して自動化しなくても、自分がやればすむんだからと自分でやろうとするんですよね。
そして、どんどん仕事が増えて自分の首を締めていく。
システム組んじゃえばいいのに、人力に頼って、結果人件費が増えていく、みたいな。
だからぼくはズボラ万歳だし、自分もズボラでありたいと思うんです。
ただ、ズボラだけども勤勉である必要はあると思うんです。
勤勉をバカにする人も多いですが、勤勉で努力家だから成功するとは限りませんが、勤勉で努力家じゃなければ見えてこない景色もズボラできる部分も、そして成功することはないとは思うんですよね。
ズボラと勤勉という、あたかも融和しなさそうな2つの言葉ですが、ぼくは勤勉なズボラが最高だと思っております。
この話好きなので、また続きを書きたいと思います。
そんな話を異国の地の高級ホテルで、スタッフとゴチバトルをしながら話しておりましたとさ。
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