反社焼鳥さかもり
2023.09.21

うちの女性役員にSちゃんってのがいるんですけどね。
さっき、Sちゃんの友達からLINEがきたそうなんです。
「なぁ、大丈夫?」と。
Sちゃんは???って感じやったんです、なんのこと???と。
でも、友達はすごく心配してるんです。
「なぁ、ハンコ押さされてたやん」
「道路にひざまずいてハンコ押さされてるとか、異常すぎひん?」
「あの、ライオンみたいな金髪の怖そうな人って、ホスト?借金とり?」
「まんま新宿スワンやん」
「借金でもしてるの?」
「借用書とかに無理やりはんこ押されてるの?」
「なんでも相談してよ、ほんまに大丈夫?」と。
さかのぼること数分前。
僕のとある会社の代表者変更をしたんですけど、法務局から印鑑不備の指摘があったんですね。
なので、ハンコを押してたんですけど、時間がなさすぎてSちゃんにビルの一階まできてもらって、道路に下敷き敷いて、ハンコ押してもらってたんです。
僕がハンコもってるんでね。
それをSちゃんの友達に見られてたということなんですけど。
はたから見ると、かよわき女子に床でハンコ押させてる極悪人に見えたそうで(笑
そらそうですよね、僕は直立不動やけど、Sちゃんは土下座してるようなポーズではんこを押す。
大通り沿いなので、多くの人がそのシーンを見たはずなんです。
でもね、Sちゃんが友達に、「あー、あれ、うちの社長、会社のはんこ押さなあかんかってん」と言うと。
「え?あの見た目の人が社長なん?」
「え、Sちゃんの会社大丈夫?」
「あれが社長?」
「世も末やな」
「誰が見ても反社やん、会社ってほんまにキッズフォトスタジオとかやってんの?」
「真面目な商売を隠れ蓑にして、悪いことしてんちゃうの」
「あの見た目で、まともな商売してるとは思えない」
「絶対そうやわ、早く辞め、手遅れなるで」
そんな反社に間違われた夜でも、さかもりのつくねは、僕を癒してくれました。
傷ついた日には、さかもりの焼鳥を。
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