さかもりの焼鳥日記

  1. さかもり北新地のHOME
  2. 炭火焼鳥・さかもりの焼鳥日記
  3. ノアの方舟

ノアの方舟

2023.09.24

ノアの方舟

今日は短編小説風です、お楽しみください!

我々はこの時、ただの変態な男達が集団で歩いていただけだと、ただ、軽く流していた。

それほど、たわいもないニュースだった。

しかし、それは、恐ろしい日々への序章に過ぎなかった。

このウイルスは男性の脳に入り込み、羞恥心を失わせ、本能を剥き出せにさせ、そして寒さを感じさせなくなる恐ろしいものと判明した。

2023年12月25日。

渋谷のスクランブル交差点はまさにおぞましい光景であった。

半数の男性が全裸、そしてもう半数の男性がガーターベルトだけで闊歩しているのだ。

狡猾な表情をうかべ、まるで神の意思で行進しているかのような映像が全世界に配信された時、WHOは警告を出すのであった。

これはパンデミックだ。

ウィルスの名前は「KOGA VIRUS」。

なぜKOGA VIRUSなのか。

それは2023年9月24日にさかのぼる。

福岡県古賀市付近で全裸の男性が10人、ガーターベルトを着用した男性が10人、計20人が街を闊歩していたのである。

この時、人類は、気づく事ができなかったのだ。

ただの変態と処理してしまったのだ。

この判断が全ての間違いであったのだ。

KOGA VIRUSを患った者は、体力が限界を迎え、そして死に至るまで全裸で歩き続けるのである。

そして、このKOGA VIRUSに対抗する手段はなく、感染力は非常に強く、あっというまに全世界へ広がったのであった。

地球上の大多数の男性がこのKOGA VIRUSに感染し、そして恍惚な表情のまま死にゆくのである。

この時のアメリカ大統領はカマラ・ハリスであった。

バイデンはもちろんKOGA VIRUSによって死に至っていた。

カマラ・ハリスは非常事態を宣言し、KOGA VIRUSに感染していない男性30人をエアフォースワンにのせ、そのコードネームを「ノアの方舟」としたのであった。

そして、ノアの方舟に搭乗していない全ての男性が死に至るまで、空中給油機で給油をし続け、ノアの方舟を飛ばせ続ける事を決断したのである。

2024年4月1日、全世界から男性が消えた事が確認された。

そしてノアの方舟はキャンプデイビッドに静かに着陸したのであった。

KOGA VIRUSは約6ヶ月で全人類の男性を駆逐したのである。

2024年9月24日の今日。

この未来を誰も知らない。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

今日、福岡県古賀市で男性20人のうち全裸10人・ガーターベルト10人で歩いていたというニュースを見て、思わず書きたくなってしまいました。

写真はアンドレクルエの藁にくるまっているシャンパン。

ノアの方舟に僕が乗っていたら、地上で最初に飲みたいシャンパンかもしれません。




大阪・北新地で焼鳥なら炭火焼鳥・さかもり北新地へ

一覧へもどる