さかもりの焼鳥日記

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トイレの紙様

2024.09.10

小さなコストを削減することの積み重ねが大きなコストの削減になるのは実際にそうだと思うんです。

コスト意識を身につけることも大事だし、利益を増やすよりもコストを減らした方が、簡単に利益は増える。

20年以上経営者やってますけど、いまだに備品や物品の購入はすべてスタッフがチャットで僕へリクエストして僕が買ってるんです。

「そんなチマチマした仕事を社長がするなよ」って思うかもしれないですけど、そこをね人にまかすと、どんなに有能なやつでも、僕とイメージの違うコストを使うんです。

なんで社員にまかすと無駄な備品が増えるかというと、根底にあるのは「自分の金じゃない」ってのと、「予備を置いておこう」という意識の2つ。

社員からしたら備品がなくなって不便になるのが嫌だから、少し多めに頼むんですよ。

amazonやアスクルで明日来るんだから、明日でええやんってモノばかりなのに、多めに頼む。

仕方ありません、そういうもんです、僕だって会社員だったらそうします(w

1500円以上送料無料だったら、1500円になるように「何かいる?」とかみんなに聞いて頼むんですよ。

だから、無駄なモノがどんどん増えていく。

オフィスの引っ越しの時、無駄な備品捨てた事、絶対あると思うんですよね(w

でも、あの1つ1つにコストがかかっているんです、相当な金額のね。

僕はそれをアスクル病ってよんでいます(w

なので、無駄な備品のカットってのは利益を最大化する上では必須だと思っています。

でも、「そこケチる?」ってコストカットは好きじゃない。

利便性が損なわれたり不快に思うようなコストカットを指示する経営者にはなりたくない。

高級な飲食店ってあるじゃないですか。

まぁ、人によって感覚は違うかもしれませんが、僕は2人で食べた時に5万円を超えてくるとやっぱり高級というジャンルに分類しちゃいます。

異論はると思いますよ、「1万円でも高級だ」って意見も、そらあると思います。

ただ僕は、あくまでも僕の主観として、40オーバーの経営者の主観としては2人で5万円が高級店のジャンル。

そんな高級店で僕が一番ゲンナリするのがトイレ。

別にトイレを高級にしてほしいとか、いい芳香剤がほしいとか、ペーパータオルじゃなくおしぼりおいてほしいとか、そういうリクエストは全然ないです。

普通に清潔で、できればアラウーノだったらそれでいい(w

ちなみにさかもりはアラウーノです、ぶっちゃけあれが群を抜いていい、めっちゃ高いんですけどね。

じゃあ、何が不満かというと、トイレットペーパー。

まじで高級店に行って、トイレットペーパーが安物だったら、ゲンナリを超えて一気にその店へのモチベーションがなくなってしまう。

だって、トイレットペーパーのコストなんてしれてるじゃないですか。

1日1個なくなるとしても1個20円のモノを使うか、1個60円のモノを使うかで月のコストって600円か1,800円かの違い。

そこをケチるというか、そこに安物を使う高級店の神経が理解できないんです。

だって、高級店のオーナーとか店主だってトイレ使うじゃないですか。

トイレットペーパー使うじゃないですか。

そこで、「おい、こんな安物使うな」って言うならまだしも、それで問題ないと思ってるわけだからタチが悪い。

なので、トイレットペーパーが安物の高級店には近寄らないようにしています。

ちなみにさかもりは、僕の好きなトイレットペーパーを使っています。

急な在庫切れの時以外は。

それが写真2枚目の、シャワートイレの為に作った、吸収率が2倍のトイレットペーパー。

さかもりは決して高級店ではありませんが、少なくとも、お客様のお尻には寄り添いたいと考えています(w

そんな話をしながら、街場の馴染みの寿司屋で呑む持ち込みシャンパーニュが、一番居心地がよかったりします。

そんなお店のトイレットペーパーは、なんでもいいのです、気にならない。



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