ぼくりろん
2024.10.06

今日のコラムみたいな事をいうと「昭和だよ」って言われるかもしれませんが、ええ、僕は昭和生まれなんですよ(w
会社経営をする上で、最近のぬるい労働環境での会社員経験ってのはもしかしたらネックになるんじゃないかなと、最近思うんです。
今の会社員って、完全に土日休みでサービス残業も無しでって感じじゃないですか。
まぁ、サービス残業は悪ですけど、残業や休日出勤にも制限がかかっている。
つまり労働時間に制限がある訳です。
通常は週40時間までしか労働させられない。
36協定という協定書を出せばざっくり月80時間までは残業できます。
1日12時間で週5働いたら、それが上限って感じ、法律では。
つまり、会社側は悪という前提の元、労働者に有利な法律となっているので、労働者はもっと稼ぎたくても稼げないし、能力や経験値をあげるために働きたくても働けない訳であります。
別に普通に会社員で一生を終えるならこれらのルールは全然いいとは思うんですけど、向上心や向学心がある人にとっては、このルールは痛い。
「俺が若い頃わな」なんて事は野暮なんで言いませんが、やっぱり若いうちのある一定期間は猛烈に働いた方が僕はいいと思うんです。
休み癖がつかないし、物事を後回しにする癖もつかない。
働く事が苦じゃなくなるんですよね、むしろ楽しい。
僕は昔から「働く事はよく生きる事」って言うんですけど、働く事って誰かを幸せにする事だと思うんです。
働くってのはお金を稼ぐって事だけじゃない。
掃除をする事も、洗濯をする事も、買い物に行く事も、料理を作る事も、子育てする事も、全部含めて働くって事。
誰かの為に何かをやる行為をすべて働くという言葉で定義するなら、働く事はとても尊い事な訳なんです。
なんか脱線してきたので話を冒頭に戻しますけど、なぜ会社経営をする上で会社員経験は足枷になるかというと、やっぱり休み癖がついてるんです。
土日は休み、休みの日は仕事をしない、みたいな。
僕の周りにもいるんです、経営者なのに土日にLINE返信しないやつ。
こんな事をいうと「お前は兵庫県知事か」と思うかもしれませんが、僕は知事なんてもんは公僕だしその県の代表取締役なんだから、知事が休みの日や深夜にチャットで指示を出すなんて事は普通だし、逆に褒めてあげたい。
深夜まで兵庫県のために仕事をしている訳なんでね。
まぁ、こんな事をいうと「部下は大変なんだ」って言われそうですけど、別に次の日に返事したらいいじゃない。深夜に返信を要求してたらダメだけど、こっちだって忘れそうな事は深夜にチャットくらいしたい訳ですし。
経営者ってやつは常在戦場なわけでして。
だからこそ、残業とか休みとかいう概念のある会社員を経験しない方がいいんじゃないかと思うんです。
僕自身、まともに会社員をした経験がなく、常に結果を出さなければお金を頂けないという環境で生きてきましたので、やはり即レス即行動ってのが身についてるんですけど、どこか会社員経験をしている経営者はスピード感がない。
みんな僕の事を「ずっと仕事してますね、いつでも返信きますね」って言うんですけど、僕からしたら「隙間時間にも仕事してるだけ」なんです。
ゴルフの合間にもチャットワークで指示したり相談受けたり、他社さんとのやりとりをしたり。
でも逆に考えてくださいね。
ゴルフという一般的には遊びな事をしている間でも、仕事をしていると思われる訳です(w
即レスしてるだけでね。
そして即レスするためには、即判断する能力が必要だから、即レスってのは判断力の著しい向上に役立つ訳です。
そして即レスする癖をつけたら、後回し癖もどんどんなくなるんです。
簡単な仕事から、ぱっぱぱっぱ片付けていく。
するとタスクがたまらない。
みんな大きな仕事からやろうとしますけど、ちまい仕事を片付けてから、大きな仕事に取り組んだ方が絶対いいに決まっているのです。
僕は、好きな人にこう言われるのが一番好きなんです。
「ずっと動いてるよね、すぐに何かしてくれてるよね、休憩とかしないよね、ダラダラしないよね」と。
そうなる為には、会社員経験はいらないんじゃないかと、思うんです。
そんな話を激務の後にしながらワインバッカーズ
@baccers_okamoto
で呑んだコルトンは最高に美味しかったです。
それはワインのおかげだけではなく、世界で一番美味しいお酒は、必死で働いた後のお酒、だからです。
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