国家権力が来訪①
2024.11.08

ちょっと前の話なんですけどね。
ゴルフの有名メーカーでタイトリストってのがあるんですけど、昔のぼくはそのタイトリストがめっちゃ好きで、ドライバーもアイアンもタイトリスト、ウェッジはボーケイというタイトリストのウェッジ、パターはスコッティキャメロンというこれまたタイトリストのパターに、ウェアもサンバイザーも全部タイトリストだったんです。
今はサンバイザーとウェッジだけになってしまったのですが、昔は好きだったんです。
で、キャディバックはタイトリストの限定品のお高いやつを使っていたんです。
プロパーでは買えなかったので、ヤフオクで買ったんです、プレ値で。
めっちゃかわいいんです、そのキャディバックが、だから高くてもプレ値で買うわけですよヤフオクで。
てか時代を感じますね、ヤフオクって。
今じゃメルカリにお株を奪われましたが当時はヤフオクが全盛期だったんです。
まさか、後発のメルカリがヤフオクを抜くなんて思わなかったですが、スマホシフトで徹底的に戦い、誰もが勝てないと思っていた牙城を崩したメルカリは素晴らしいです。
レッドオーシャンには参入するなと言うているアホコンサルやTiktokで能書たれてる経営者はこの事例を学んでほしいものです。
ブルーオーシャンは当たりゃでかいけど、需要がないところに需要を生み出すなんてめちゃくちゃ難しいのに、簡単には言わないでほしいです。
また話が脱線してしまいましたが、そんなタイトリスト好きな日々を過ごしていると、ある日突然携帯電話に末尾110から着信があるのです。
末尾110といえば、もちろん警察。
特に警察にお世話になるような事案は抱えていなかったのですが、やはり警察からの電話、とっても嫌です。
恐る恐る電話に出て電話口の警察官にききます「ぼく、なんかしました?」。
警察官は落ち着いた口調で話します。
「森川さんは何もしていないのですが、森川さんが購入したキャディバックについてお伺いしたい事があるので、ご自宅に伺ってもよろしいですか?」と。
ぼくのお気に入りのプレ値で買ったキャディバックについて何か聞きたい事があるそうで。
まぁ、くそだるかったんですけど、警察を敵にする必要はありませんので、善良な市民のぼくは、警察の指示に従うことに。
後日刑事2人組が自宅にやってきました。
一人はおっさんで、一人は俳優のような男前なお人。
しかも、刑事の癖におかき的な手土産までもってきています、めちゃくちゃ気持ち悪い(w
相棒とかの刑事ドラマしか見ていないぼくは、まさか警察が事情聴取に手土産をもってくるなんて想像だにしてなかったのですが、この手土産が結果高くつきます。
リビングにお通しして、お茶を出すと、おっさん刑事が切り出します。
「森川さんの購入されたキャディバッグ、偽物の可能性があります」と。
ちょっとまてと、僕は反論します。
「確かにヤフオクで購入したけど、何百件も評価があって、評価もよくてゴルフ関連用品をたくさん売ってる人から買ったのに偽物なんですか?」と。
刑事は言います「とてもよく出来ているし、安くなっている訳ではないので、誰も偽物だと気づかなかったんです」と。
ぼくは言います「でも、いいです、偽物じゃないとぼくは思っているので、本物だと思って使いますので」と。
刑事は言います「いや、偽物の可能性が極めて高く、この犯人を立件したいので、森川さんのキャディバッグをメーカーに鑑定して、逮捕にご協力願えませんか」と。
ぼくは言います「いやいや、偽物ってわかったら気分悪いじゃないですか、このままぼくは本物と思って使った方が幸せなんです」と。
刑事は言います「悪党を野放しにしていいんですか?善良な市民ならご協力いただけると思うのですが」と。
某須磨警察の刑事は引き下がりません、そらそうなんですけど。
須磨から当時住んでいた芦屋まできているのです、手土産なしには帰れません。
だから、おかきの手土産をもってきやがったのです(w
ぼくは言います「キャディバッグ持っていかれたら、ぼくはどうやってゴルフに?キャディバッグ代は出してくれるんですか?」と。
刑事は言います「森川さん、稼いでるでしょ、いいおうちですし、そこはご用意してくださいよ」と。
国家権力は常に傲慢なのです。
ちょっと長くなって文字数制限に引っかかるので、明日に続きます。
写真のワインはぼくが今年一番ハマっているフレンチで呑んだローヌの白、フレンチとかってペアリングよりも肉以外はそんなにお値段のしない冷たい白でグビグビいきたいのです。
お高いワインはワインだけで呑みたい派です。
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