裸の王様
2024.11.16

コラムを読んでくださってる方はかなり多いのですが、コラムがあまりにも長いので、下まで行ってからコラムを読み終わって、上に戻ってさすがにイイネをおしてもらえません(w
コラムが長ければ長いほどイイネが少ないので、みなさま、ぜひ、イイネを押してからコラムを読んでいただけると嬉しいです。
親父が死んで2年くらいになるんですけど、ぼくは親父とは全然ソリが合わなくて、晩年はあまり話もしなかったんですね。
とにかくプライドが高くて、プライドとか気にしないぼくとは常に喧嘩。
親が住んでいる家に行くと、ぼくが洗い物とか全部やるんですよ、ご飯を作る事も多々。
多少、母に楽してもらいたいですから。
でも、親父は家事なんて全然手伝わないくせに、邪魔ばかりするんです。
ぼくがお皿を重ねるなといっても、油でギトギトのお皿を重ねる。
指摘したら「どうせ洗うんだから一緒だろ」と。
家賃払ってるのぼくなんですよ(笑
本当に優しさとか配慮が足りない人で、指摘されると意固地になって、どんどん皿を重ね出す。
ぼくはそんな親父が嫌いで、だから、親父が存命中はなるべく親の住んでいる家にはいかなかったですし、親父と数年、目すらあわない事もありました。
2年くらい前に他界しましたけど、別にそんなに悲しくもなかったし、今でも何とも思いません。
そんな親父ですが、サラリーマンだったので、ぼくが子供の頃はだいたい毎日18:50くらいに帰ってきてたのです。
お風呂に入ってからご飯というのがルーティンの家だったので、会社から帰ってきてすぐにお風呂に入るんですけど、親父は必ずお風呂から真っ裸で出てくるんです。
バスタオルでふきながら、しょーもない一物をプラプラさせながら、リビングにやってくるんです。
ぼくはそれがとても嫌で、嫌悪感で。
でも、今思えば、それは親父のプライドだったんだろうなと。
ようは、この家の主人は俺で、この家も俺が買って、俺はすごいんだと。
プライドです。
くっそ治安もガラも悪い、尼崎センタープール前の44年前に1500万円で買った、60平米くらいしかない小さなマンション、それが親父のプライドだったんだなと。
なぜそう思うかというと、親父は母の知人や親戚が来て食卓を囲んでいたとしても、裸で出てくるのです。
筋トレしてていい身体とかじゃありません。
ハゲ散らかして、お腹もでてて、ぶよぶよで、さすがに客人がいる時はパンツははいてますが、ゴムの伸びたヨレヨレのパンツ一丁でリビングに出てきて、ビールを飲むんです。
裸のまま。
「客がきてようが関係ない、俺の家なんだから、俺は好きなようにする。」
そんなプライドがそうさせていたに違いありません。
そうじゃなきゃ、お客さんがきてるのに、パンツ一丁でずっとうろうろしませんよ、頭おかしい(w
だからなのかぼくは昔から、人様の前で裸になるのが好きじゃない。
鍛えてて、ムキムキな身体の時でも、裸になりたくないんですよね。
その嫌悪感がフラッシュバックとまでは言わないけど、嫌な感じを思い出すから。
だから、男の裸が好きじゃないですよね。
まぁ、好きでも気持ち悪いけど。
女子の裸は大歓迎です、はい、気持ち悪い事いいました。
ぼくはそんな親父を見て反面教師にしてきました。
人には優しくいたいですし、配慮は欠かしたくないですし、思いやりだけを大切に生きていきたい。
BOSSは優しすぎます、甘すぎますってよく言われますが、親父の反面教師がそうさせてくれた事を考えると、あの親父でもぼくの人格形成の役に立っているんだなと。
数日前に3回忌だったので、そんなコラムを書いてみました。
ちなみにぼくは命日を覚えてましたが、母は忘れていました。
そんなものです(w
そんな事を考えながら、ソーテルヌの貴腐ワインを呑んでおりました。
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