ギャクバリスト
2025.02.04

コラムをお読み頂いている方は、ぼくのモットーが「人生逆張り」だとご存知かと思うんですけど、小が大に勝つには大と同じ戦略じゃダメだと思うんです。
だから、スポーツマンシップにのっとりなんて言葉は大嫌い、それは強いチームの言葉。
正々堂々戦って勝てる実力があるからそう言うのであって、スポーツマンシップを言い換えるなら「お前ら卑怯なマネすんじゃんーぞ」って言うているのと同じなのです。
だからぼくのような弱い側は常に「はぁ?スポーツマンシップ?卑怯上等じゃ!」じゃないと勝てないんです。
相手の弱点を徹底的につき、精神をゆさぶり、本来の力が出せない精神状態に追い込み、そして勝つ(w
だから、スポーツマンシップなんてのを真に受けてはダメなんです、メイビー。
なので逆張りの反対である順張りという言葉が大嫌い、だからぼくはギャクバリストなんです。
順張りってのは株式用語でして、株価が上昇基調なのを確認して株を買うやり方。
つまり、底値をうって上昇してきて、この上昇が本物と確信した時点でエントリーするので、ある程度上昇してからエントリーする買い方。
どの株の本を読んでも、株の成功者もこういいます。
「株は順張り」と。
でもね、それは、スポーツマンシップと同じなのです(w
金持ちにとって、そして株で儲けている奴にとって順張りなんてのはイナゴを踊らす都合の良い言葉なのです。
株なんてものはすべて思惑で動きます、つまり心理戦なんです。
なんで株式投資で儲かってるやつはこぞってXやインスタなどで情報を発信するかというと、それこそスポーツマンシップにのっとってほしいからです。
そういう株で成功している人は、まず、みんなが飛びつきそうなネタ(真実だろうが嘘だろうが)がありそうな企業の株をコツコツ買うんです。
ばれないように、何日もかけてコツコツコツコツ。
そしてある程度自分が保有したい数の株を買い集めたら、次に自分の周りのオフラインの信者たちに「この株を仕込もうと思う」って情報を流します。
すると信者たちは買いますので、当然その株は上昇します。
株の成功者が買って、さらに周りの信者が株を買うと、その時点で上昇トレンドが形成されます。
つまり「順張り」に適した状態になるのです。
そしてその信者たちが仕込み終わったら、当然周りにもいいますし、そして株の成功者は自分のXやらインスタで呟きます。
「この株、上昇トレンドやし、思惑もあるからいいんじゃない」と。
するとオンラインの信者たちが一斉にその株を買い出し急上昇します。
それだけ上昇すると出来高(株の売買代金)が急増しますし、株のニュースなどでも取り上げられます。
すると、一般のイナゴ投資家たちが一斉に群がり、株価はさらに上昇します。
もうわかりますよね。
株の成功者はその間にコツコツ売っているのです(w
そして、イナゴ投資家たちが株を買い終わった頃には、株の成功者は売り抜けている。
これが順張りの真実、富める者はどんどん富む理屈がこれだと思います。
これは、株だけではなくスポーツでも実経済でも起きるからこそ、成功者はスポーツマンシップでいてほしいんです。
だから、ぼくたち弱者は逆張りで生きないとダメなんです。
株も同じ。
ぼくは株なんて遊びでギャンブルくらいのスタンスですが、やっぱり負けたくない。
何億円・何十億円もの金をもっている訳じゃないので、逆張りでしか大きくは勝てないんですよね。
だから、基本的に事故とか不祥事の時、ぼくは株を買うんです(w
普段は全然トレードしないんですけど、歴史的大暴落をした時とか、企業が予期せぬ事故や不祥事が起きて株価が急落した時とか、ギャクバリストのぼくとしては落ちてくるナイフを素手で拾うんです。
えー、フジテレビの港社長が大失敗な会見をした次の月曜日にフジの株を買って、1,500円くらいだった株価が今日2,500円を超えてきて、逆張り成功したのでコラムにしてみました。
ええ、自慢ですよ(w
ちなみに前回買ったのは、昨年8月前半の日経平均大暴落の日。
たまに買うからいいんです、遊びだから。
あんまりちゃんと調べず、酔った時に値段だけでカニ旅館をとったら、とんでも旅館だったのでその怒りをコラムにぶつけてみました(w
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