習慣の大切さ
2025.05.06

昨日、2年ぶりくらいにシャンパーニュをサーブする機会があったんです。
大変お世話になっている会社の幹部さんが婚約されたとのことで、その会社の社長さんが幹部さんとのお祝いをさかもりでしてくださったんです。
こういうのは本当に嬉しい。
婚約祝いなのでシャンパンを!
との命を受けたので、婚約に相応しいシャンパーニュはないかと自宅のセラーをがさごそしていたら、数年前に呑んでめちゃくちゃ美味しかったから、追加で仕入れて保管していた2006年のドンペリロゼがあったのでそれをお持ちしたんです。
やっぱりお祝いにロゼっていいじゃないですか。
そこまでワインにお詳しい方ではないので、マニアックなシャンパーニュより王道がいいかなと思いまして。
で、本題なのですが、お祝いの席とはいえなんちゃーことはないシャンパーニュのサーブをしただけなのですが、お客様にワインをお注ぎするなんて2年くらいぶり。
右手でドンペリを持ち、左手にグラスを持って注いだんですけど、左手が震えるんです(w
失礼ながら全然緊張する相手ではないのですが、緊張ではなく筋肉の動きなんでしょうね。
ワイングラスの細い部分を指先でつまんで、少し重たいものを持つという動作が、日常にはないんだと思います。
か細いソムリエールでも何なくこなす作業なので、自分でもびっくりしました。
久々すぎて左手が震えるもんだから、震えているのが見えないよう、身体をまわして角度をつけてサーブしたんですけど、バレてないかヒヤヒヤ。
やっぱり慣れってのは大事で、家でワインを入れる時も、机の上にグラスを置いて入れるのではなく、空中でやらなきゃなーと思いました。
そう考えると、日々の習慣ってのは、今後の人生に多分に影響を与えるわけでありまして。
このコラムで何度も書いてますが、人生ってお金以外貯めちゃいけないと思うんです。
まぁ、お金もみんな貯蓄しだすと、経済がまわらないので、ある種貯めちゃいけない。
仕事も、家事も、ストレスも、LINEやチャットの返信も。
仕事が遅い人とか、仕事が雑な人って、やっぱどっかで貯めてると思うんです。
子供の頃、親や先生によく言われましたよね。
「出したら直す」
「開けたら閉める」
って。
あれ、大人になって思うですけど、めちゃくちゃ正しくて。
その時は「うぜーな」くらいにしか思ってませんでしたけど。
使ったものを元の場所に直せば、当然次もそこにある。
でも、適当にポイっつって放置したら、どこにそれがあるか探さなきゃダメ。
でも、その時面倒臭いから、みんなポイっとやっちゃう。
で、その面倒臭い以上の「探す」という作業に時間をとられて、時間を無駄に消費してしまう。
これも習慣だと思うんです。
ぼくは結構出したら直すタイプなんですけど、そら中高生の頃はそんなんじゃなかったと思うんです。
でも、大人になり、ビジネスの世界で生きていくうちに、出したら直すの一手間ができないと金なんて稼げないと思ったからこそ、最初は意識的にやっていたものが、今ややらないと気持ち悪くなってる感じ。
最初はみんなできないけど、やりゃーできるんです。
整理整頓しなきゃ死刑なら、絶対やるんです。
そら、死にたくないですもん。
たまに「整理整頓できないタイプなんです」って人もいるけど、それは整理整頓する意義を見出せないだけなのでありまして。
ゴルフのスイングだって、長年染み付いた悪癖を直すのはめちゃくちゃ大変なんですけど、スイングのたびに意識して、反復練習を重ね、やっと自分のものになると思うんですよね。
ここ数年ゴルフにはまってまして。
ずっと我流でやってきたんですけど、今、youtube撮影でお世話になってる先生の理論をまるごと受け入れて修正してるんですけど、まぁー大変。
長年染み付いた悪癖はなかなか抜けません。
でも、改善を意識し、毎日鍛錬をしていけば、少しづつでも変わってきたように思えるわけです。
仕事もプライベートもゴルフも、小さな事からコツコツと、なんでしょうね。
写真は冒頭に書いたドンペリロゼ、少しだけご相伴に預かりましたが、まさに甘美でした。
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