さかもりの焼鳥日記

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中間層に幸あれ

2025.09.25

中間層に幸あれ

4月のトランプショックで暴落した日経平均も45,000円を突破し、下がると見込んでショートにはってるポジションを巻き込んで、まだまだ続伸する模様の株価。

新年からNISAを初めて4月のトランプショックで売ってしまった人たちは、どんな気分なんだろう・・・

インフレが進み、円安が続き、円の価値が下がる一方、不動産や株などの価値が相対的にどんどん上がり、まさに富める者は富み、貧き者は貧くなるという、マタイ効果を地で行くような展開。

もちろんこれは今後も続くんだけど、大多数の中間層の給与所得はインフレに追いついていないので物価は上がるは円貯金の価値は下がるわで、格差の拡大がまさにドッグイヤー。

しかも、長らくデフレが続いた影響で、日本はとてつもなく「安くて高品質」に溢れかえっている。

あのデフレの時代に低価格でも競争できるよう、企業は必死に技術革新し切磋琢磨した結果、インフレの今、安くて高品質が当たり前になってしまったという皮肉。

ぼくの知り合いの億万長者もユニクロで買い物して、スシロー行くし、中間層と変わらないような生活をしている。

もちろん高級店で飯を食ったり、高級な旅行をしたり、高級なモノを買ってる人もたくさんいるだろうけど、ユニクロの店内で隣にいる客が億万長者なんてことも普通にある悲劇。

ぼくの小さい頃は、ユニクロのような安くて高品質みたいなものはなかったので、やはり金持ちはいいもの着てるし、それはあからさまに良いものに見えるし、金がない家庭はやっぱりどう見ても貧相な服だった。

金持ちはデパートで服を買っていたし、我々庶民はダイエーやビブレで買っていたものであって。

まぁ、コロナでほとんどの国民がリスクオフし、政府もそれに迎合し、じゃぶじゃぶ金をばらまいたもんだから、こうなる未来はわかっていた事なんだけど、今の物価高に文句を言うているのは、恐らくそのコロナでリスクオフしていた人たちなので目も当てられない。

ただ、このコラムでは何度も書いているように、金なんてあっても、社会インフラで働く人たちがいないと豊かな生活ができない訳でして。

Amazonで通販が届くのも、UVERで飯が届くのも、スーパーに行けば潤沢に食材が並んでいるのも、ホテルに行けばパリパリのシーツで眠れるのも、治安が維持されているのも、すべてまっとうな労働者である中間層が、毎日一生懸命払いているからであって、そこの人たちが報われる社会にならないと、不健全極まりないわけでして。

高止まりどころか、どんどん上がっていく社会保険料負担に悩まされ、さらには物価高で可所分所得はどんどん減っていき、労働者が疲弊していくこの時代。

自分の資産は自分で守るしかないとはいえ、その資産を築く事ができない中間層の悲劇は後世の経済学の教科書にどう乗るんだろうなんて考えてしまいます。

まっとうに働けば誰もが家を持つ事ができ、家族を養う事ができ、穏やかな老後を過ごす事ができる。

社会を支える人たちが報われる社会って、どうやれば実現するんでしょうかね。

その昔、日本は成功した社会主義国であるなんて言われた時代もありましたが、あの時代の方がよっぽどましだったと思います。

今、日本の治安がまだ維持されてるのは、日本人のモラルや美徳の高さであり、それに甘えていては、追い込まれてどうしようもなくなってから狂気する日本人の本質が出てきそうで、それはそれで怖いのであります。

百姓一揆はいつ起きても不思議ではありません。



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