さかもりの焼鳥日記

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僕のことは嫌いにならないで

2025.11.18

僕のことは嫌いにならないで

大阪の人間なら、橋下徹氏と松井一郎氏が率いる維新が都市デザインをドラスティックに変えたってことは、肌で感じていると思うんですけど、なんでこんなに橋下さんって全国的嫌われてるんでしょう。

政治や経済を発信しているインフルエンサーからもボロカスやし、中国のハニトラにかかったとか、上海電力とか、ほんまか嘘かはぼくにはわかりませんが、そんな事を発信している人がとても多く、橋下アレルギーの人もめっちゃ多い。

もちろん、ハニトラにかかっただだの、利益供与があっただの、その可能性はゼロじゃないんですけど、彼はリアリストすぎるんじゃないかなって思うんです。

例えばですが、北方領土の2島返還議論をしたら、ライトサイドの方はやっぱり「腰抜けが、4島全部や、もっといえば大日本帝国時代には領土だった樺太南部まで返還せよ」って言うんですけど、でもそれって耳心地はいいと思うんですよね。

理想を語るってのは、とっても耳心地はいいんです。

それができるできないは関係なく、気持ちいいじゃないですか。

小泉元総理が「自民党をぶっ壊す」というワンイシューで圧倒的な指示をえたように、やっぱり大きな理想を語る人ってのは日本人に人気やし、それができるかできないかは別として、できるって言い切る人が好きなんだと思います。

ぼくも好きですよ。

でも、政治もビジネスも、そして人生も、理想通りにはいかないじゃないですか。

もっといえば、AとBという選択肢が自分の理想と違っていたとしても、AとBという選択しかないなら、よりましな方を選び続けるのが人生、ビジネス、政治なんじゃないかなってぼくは思うんです。

ぼくはね。

理想論としては、核のない世界、戦争のない世界ってのは素晴らしいと思うし、ぼくもそれを願う訳です。

でも、戦争って結果的には殺戮ではあるんですけど、外交のその向こう側なんですよね。

みんなそれを忘れる。

話し合いで解決できないから、戦争になる訳でありまして。

だから、どんな政治家でも、もしかすると国粋主義者であっても、最後まで議論で解決するわけでありまして、その議論の後ろ盾が武力でありまして。

みんな、北の国のオールバックの若い指導者の事をバカにしますけど、彼はすごいですよ。

食料も足りない、肥沃な土地もない、技術力もない、そうなるとクーデターのリスクすら高い国の指導者であって、核開発という一点に集中して、アメリカですら対等とはいわんけど、口出ししにくい立場を作ってる訳です。

見た目があれですが、相当クレバーだと思いますよ。

戦争をしない為に核開発をする。

アメリカが戦争してもトランプの命がなくなる可能性は少ないですが、アメリカが本気をだせば北の指導者の命は飛ぶ可能性は高いですし、周りにも独裁をよく思っていない味方だっているかもしれない。

核アレルギーな方には怒られるかもしれませんが、核を持つことで、いくら世界から非難されようとも、国際的には発言権が得られるわけでありまして、この成熟した社会においても、議論というのは武力の担保の元に行われる訳でありまして。

商売でも、金を担保にして交渉するわけでして。

橋下さんというのは、優秀な弁護士だからこそ、スーパーリアリストな訳です。

理想を語るのではなく、よりましな選択肢を議論してると思うんですけどね。

ぼくが敬愛する石原慎太郎が「最高の弁士である」と評した彼が、そんなハニトラだとか賄賂だとかで、大阪というメトリポリスのグランドデザインを成功させれたとは思えないんですけどね。

橋下さんの事が嫌いでも、ぼくの事は嫌いにならないでね(w



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