さかもりの焼鳥日記

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商いは飽きない

2026.07.20

商いは飽きない

仕事って本当に飽きない。

何かを立ち上げたり、新しいプロジェクトを始めたり、究極的にはパンフレット1枚作るのだって飽きない。

16歳の時にローソンで初めて仕事というものを体験し、17歳で当時やっとインターネットという言葉が世に出だでしたころに、今でいうWEBデザイナーとして仕事を初めて、ビジネスと呼ばれるものに取り組んではや30年以上。

美味しいご飯を食べたり、高級なものを買ったり、そういう俗物的な欲求というのはまったくもってないし、飽き飽きしているのですが、仕事は本当に飽きない。

飽きないから商いっていうんじゃないかと思うほど。

幾多の偉大な成功者とは比べものにはならないほど小粒なぼくではあるのですが、そんな小粒なぼくでさえ、いつまでたっても仕事が楽しい。

ただ、一つだけ危惧している事があり、それが老いである。

それは肉体的や精神的な老いという意味ではなく、仕事においての老害感である。

長年生きていると、どうしても過去の成功体験を元に物事判断したり、過去の成功体験を忘れられずに同じようなビジネスモデルをやってしまいがちである。

まだ後期40代、ビジネスの世界ではばりばり脂の乗った時期ではあるのですが、それでも30年間ビジネスをしてきた経験で判断してしまい、もしかしたら抜群のアイディアを見過ごしているかもしれない。

ぼくは、京都コンピューター学院のCMが昔から好きなんです、CMというかキャッチコピー。

それが「卒業生が最先端」。

もちろん専門学校を卒業した学生が、現役バリバリのクリエイターよりも常に技術はあるとは思いませんが、この精神が好き。

高校を卒業してはや28年、ぼくはもうめちゃ28年前の最先端であり、ロートルなのかもしれないのです。

この間、鹿児島に出張に行ったのですが、その時、鹿児島中央駅に古めかしいディーゼルエレクトリックな列車が入ってきたのですが、轟音を奏でて。

キハ40系とボディに刻印されたそのディーゼル車を見た時、「これ、ぼくが小学校低学年の頃、昔の西鹿児島駅で乗ったやつと同じやん」と思った訳でして。

まだ、こんな古いディーゼル車を使ってるんだ、もう設備もガタガタやろと思いつつ、その列車の製造年月日を見たんですね。

すると、1980年。

ぼくより1歳若かったんです。

その瞬間、さっきまで「こんな乗り心地の悪いうるさい列車をまだ使ってるんか」だった感情が急にその45年以上現役で走り続けているその姿が愛おしくなりまして(w

三連休の最終日、人もまばらなオフィスで、少しもの思いにふけながら、若者がどんどん活躍できる環境を作り、若者に判断を委ねるのが、これからのぼくの仕事であり、自分は老害になる可能性が常にあるという自戒をこめて、コラムを書きました。



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