斜めから見る男
2025.02.17

安いゴルフ場はわかりませんが、必ずといっていいほどそれなりのゴルフ場にはゴルフ用品や服、小物などが売っています。
それなりのブランドモノが、かなり強気な設定なお値段で。
いや、相当強気、たぶん日本一くらいお高いお値段で(w
こないだ、一緒にゴルフに行っていたメンバーが「誰が買うねん、こんな高いもん、あほちゃうか」って言うてたんですけど、売り場を作るのにも維持するにもコストがかかるわけじゃないですか。
もちろん、それなりのラインナップなので、仕入れコストもかかる。
つまり「誰が買うねん」と思うものでも、需要があるんです。
なので、彼の言う「誰が買うねん、何で買うねん」を考察したいと思います。
まず、ロストボールや安いボールはゴルフ初心者の人がラウンド中にボールがなくなっただの、ボールを買い忘れたなどで需要はあります。
でも、そんなもの、はっきりいって低単価。
なんぼ売っても利益なんてしれてます。
同じ事がいえるのがティなどの消耗品。
これはゴルフ場側が儲けたいというよりも、実際に無くしたり忘れたりした人のためのものですし、どちらかというとサービスに近い。
消耗品で儲かるものとしたら高級なボール。
有名ブランドのものだと、3球で2,000円弱くらいします。
OB一発600円以上ですね。
そういうボールが多々ラインナップされているので、それが売れれば儲けはでかい。
恐らく6割程度で仕入れているし、売れれば儲かるし、1年後に不良在庫などになってもぶっちゃけ原価以上で絶対にさばけるので、損はない。
次にゴルフシューズ。
これも、なかなかなブランドモノがなかなかな値段で売っていますが、これもある意味セーフティーネット。
ゴルフシューズが無ければラウンドができませんので、忘れた人はそれなりの値段でも絶対に買います。
人の弱みに付け込んだ商売ですね(w
次にゴルフウェア。
これも、なかなかなブランドモノがなかなかな値段で売っていますが、さすがにゴルフウェアを忘れる人は少ないかとは思うのですが、そういう人もいるでしょうから、ある意味セーフティーネットな側面もあります。
次にパター。
これはゴルフする人ならわかるのですが、パターだけはコロコロ変える人が多いんです。
プロでもコロコロ変える人はいますし、パターが入らないのはパターがあわないからと変えるんです。
なので、ハーフラウンドまわってきてパターが全然入らない人が「くっそ、パター変えたんねん」と買うって需要はあると思うんですね(w
他にもドライバーやアイアンも売っていますけど、パターと同じ理由で買う需要は少なからずあるとは思うんです。
最後にキャディバッグ。
キャディバッグ無しでゴルフ場にくる人なんていませんから、まさに誰が買うねん、なのです。
でもね、ゴルフシューズにしてもウェアにしても、パターやゴルフクラブにしても、前述した理由で買う人なんて、かなり限られると思うんです。
じゃあ、なぜ、ゴルフ場でそれなりの強気価格でゴルフ用品が売れるのか。
ここからはぼくの憶測ですよ、ただの憶測。
それはね、ゴルフ場で買うとゴルフ場の名前で領収書がもらえるからだと思うんです(w
たとえば、ゴルフ5やツルヤゴルフでゴルフ用品を買うとするじゃないですか。
すると、ゴルフ5やツルヤゴルフの領収書になりますよね。
さすがにそれを経費で落とすのは難しい。
誰かにプレゼントした事にしたら、まぁ理屈は通りますが、誰に?ってなりますよね、税務調査入ったら。
でもね、ゴルフ場だったら目立たない。
だって、高いとこだったらプレーフィーと食事で一人3万円で4人分だしたら12万円、そんなに違和感がない。
つまり、ゴルフ場の名前で領収書がもらえるから、高いボールも、ホステスさんと行った時のおねだり衣装も、ゴルフクラブでさえ、ゴルフショップや楽天などよりも相当割高でも買うんだと思うんです。
これがぼくの結論(w
そんな事を話ながら、いつものバーで2001年のブルゴーニュをのんでおりましたとさ。
ちゃんと仕事関係で行ってるので、こちらは接待交際費でございます(w
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