占い4。
2022.10.27

今日も短編小説風にお届けします。
3回連続コラムの続きです、気になる方は4つ前の鍋に巾着が入ってる投稿から見てね。
過去帳を見て説明してくれたおばあさんによると、僕の曽祖父のT爺が実は本家だったんだけど、政略結婚によってT爺に変わってS爺が本家にかわったそうで。
おばあちゃんたちは、そのS爺の子孫。
しかも、うちの親父はずっと祖父ではないSを祖父だと思ってた始末(笑
本当の祖父はT爺なのに。
まさにぐちゃぐちゃ。
うーん、占い師、やりよります、ぐちゃぐちゃです(笑
ただ、僕にとっては本家だの分家だのは一切興味はありません。
興味があるのはお墓のみ。
あの占い師が言ったような墓があるかということ。
そこでおばあさんに、すみません、この近くに先祖のお墓はありますか?というと
「はい、歩いてすぐのところにあります、ご案内しましょう」とのことなので、何やら親戚一同大名行列でお墓まで。
5分くらいかな、おばあちゃんの足でゆっくり歩くスピードでも、すぐにお寺に到着。
なんか、小さいけれど清潔感があって綺麗なお寺。
ちゃんとしてるなーって感じ。
お墓はお寺の中にあるようで、お寺の中を通って墓場まで行くと、まぁ、立派なご先祖さまのお墓が。
おばあちゃんが「これが、先祖代々の墓でございます」とおっしゃるので、とりあえずはお参り。
普通に書いてますけど、これも占い師の言う通り。
占い師の言うように、確かに僕はこの先祖の墓を参ったことがない。
つまり、僕は先祖の墓を参ったことがなかったのです。僕だけでなく、僕の父も父の兄妹も。
そんな誰も知らないことをあの占い師は指摘したのです。
なんかモヤモヤします。
この事実はいったいなんだろうと思いながらも、おばあちゃんに
おばあちゃん、この近くに小さな小さなお墓はないですか?僕の先祖の?
と聞くと、おばあちゃんは、何やら血相をかえて「こちらに合祀しましたので、魂はこちらにあります」と。
???
合祀???
ってことは、墓はあるの???
またまた明日に続く。
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