スターとの遭遇 part1。
2023.03.02
今回からのコラムは長くなりそうなので、2回にわけて投稿します。
タイトルとしては「スターと遭遇」です。
僕は飛行機が好きなのですが、今から15年前の2008年5月24日に羽田→伊丹便に乗ったんです。
普段は新幹線なのに何故飛行機にしたかというと、当時はじまった国内線のファーストクラスに、飛行機好きとしては乗ってみたかったんです。
当時の機材は777、今はコロコロで需要が減って787が多いですけどね。
ファーストクラスはかなりゆったりしており、2席・2席・2席の1列に6人が座れるシート配置。
僕は最前列のC席、つまり真ん中の列の左側の席に座りました。
ウェルカムシャンパンを飲みながら回りを見ていると、他の席も結構混んでいたのですが、僕の左隣のABの席が3列あいてるんです、つまり6人。
1列目のAB、2列目のAB、3列目のABの6人がポカンとあいているんです。
出発時刻もせまり、なんでこないんだろうと思っていると、シャネルやらヴィトンやらブランド物の紙袋をもったホスト風というかエグザイル風の兄さんが4人、どたどたと乗ってきたんです。
「あー、大阪のホストが銀座で爆買いでもしたんかなー」と思いながら見ているとその4人は2列目・3列目に座ったんですね。
1列目のABはまだ空席。
予約の時は埋まってた窓側に人がこないので、こないなら窓側に変えてほしいなーと思ってると、もう出発時刻が過ぎたかちょうどくらいに、エグザイル風がまた1人きて、その後ろに麦わら帽子をかぶって大きなサングラスをして下を向いた小さな女の子が搭乗してきたのです。
女の子が1列目のA、1列目のBにエグザイル風が座ると、すぐにドアは閉まりあっという間に飛行機はテイクオフ。
離陸してしばらくすると、女の子がB席のエグザイル風に頭を傾けるんですね。
何してんだろーと思ったら、エグザイル風はめっちゃナチュラルに麦わら帽子をとってあげるんですね。
次に、女の子が足を少しあげると、今度はエグザイル風がサンダルを脱がせてあげてるんですね。
ウルトラお嬢様状態(笑
ぜんぶやってもらってるんです。
すげー、ご令嬢かお姫様か?と思いつつも、さすがに有名人かなと思って「だれだろう?」って覗き込んだのですが、彼女はずっと窓の外を見ているので、全然誰かはわからなかったのです。
ただ、まじで透明感のあるお肌をしたお顔ってのだけはわかります。
静脈の血管が見えてるんじゃないの?くらい。
すると、今度らCAさんがなんだかざわついてるんですね。
完全にキャッキャ、キャッキャいうてる。
僕が見てもわかるくらい、うわついてるんです(w
多少の有名人くらいなら、いつも搭乗してくるでしょうから、有名人には慣れてるはず。
でも、そんなCAさんがざわつくんだから、相当な大物だろうなって確信したんです。
誰か突き止めたくてちょいちょいチラ見してたんですけど、彼女はずっと外を見てます。
でも、あんまりジロジロみてると、B席のエグザイル風が睨みをきかせてきます(w
そうこうしてると、ドリンクの提供が始まったのですが、そのときです。
ずっと外を見ていた彼女が、僕の方を見たんです。
で、おそらくサングラス越しに目があったんです。
確実に目があったんです。
「あっ、あの人だ!」
スーパースターがそこにはいました。
長いので明日に続きます。
ちなみに、僕もグラサンしてました。
どうでもいい情報ですけど(w
ティアドロップ系男子です。
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