覆面パトカー part1。
2023.03.19
覆面パトカーって基本的に高速道路では40kmオーバーで捕まえますよね。
だから、阪神高速の60km制限の区間なら100km、名神高速など80km制限の区間では120kmを超えるとおっかけてきます。
だから、阪和道から阪神高速松原線に入るとことかめっちゃオモロい。
阪和道を110kmで走ってた車は30kmオーバーなので追いかけないけど、阪神高速に入った瞬間50kmオーバーになるので追いかけ出します。
僕はスピード狂ではないので、覆面パトカーが追いかけてくるような速度以下でクルーズコントロールを設定しているので捕まった事は基本的にはありません。
なぜ、基本的にかは明日にでもまた書きます(笑
で、なんでいきなり覆面パトカーの話をしたかといいますと、ちょっと前に覆面パトカーに捕まったことがあるんです。
僕は助手席に乗っていて、スタッフが運転していたんですけどね、パトランプが光って、前の車とまりなさーいと。
まぁ、それ自体は普通の事なんですけど、なーんか違和感を感じたんです。
うまく説明はできないんですけど、何か捕まえ方に違和感を感じたというか、スピードも40kmオーバーほどは出ていなかったし。
なので、覆面パトカーに停車させられた瞬間、助手席の僕は車から降りて、パトカーの後部座席に乗り込み「ねぇねぇ、計測した数値見せて」と言ったんです。
なぜ、そんな行動をとったのか、今でも謎なんですけど、普段なら絶対しないんですけどね。
すると、計測している数値の機器の上に布をかけてるんです、毛布の小さいバージョンのような厚めの派手な色の布を、明らかにそこにはかけないだろうって布を。
すると警察の方は「数値は見せれませんが、34kmオーバーです」っていうんですね。
だから僕は「数値を見せてくださいよ、測定していたんでしょ」っていうと「今は見せられませんが、34kmオーバーです」って言うんです。
もちろん納得できない僕は「見せてください!」としつこく迫り、警察の方は「見せられません」の繰り返し。
押し問答が10分くらい続いたのち、根負けした警察の方が「今回はスピード違反は見逃してあげます、でも、無罪放免ってのは無理です。落とし所を提案したいのですが」と言ってこられまして。
なんだよ、無罪放免は嫌ってとか思いながらも、スピード違反がなかったことになるなら御の字、その提案を聞くと。
「ご主人が乗っていた車は右車線を入っていました。本来、追越車線をずっと走る事は違反なのです。その車両通行帯違反の1点減点と6,000円の罰金で手を打ちませんか」と。
めちゃおもろくないですか?(笑
警察側から減免の提案。
完全にこっち優勢の落とし所の提案。
恐らくねー、警察の方は計測してなかったか、操作に失敗したかで、数値が表示されてなかったんだと思うんですね。
でも、交渉ごとは、ある種妥協が必要で、警察の方のメンツも保たなければなりません。
「仕方ないですねー、その提案でよしとしましょう」と内心はウルトラガッツポーズですが、しゃーなしですよ感を出して交渉成立。
かなり面倒くさそうで疲れた感じの警察の方を残し、僕は車へ。
車に乗り込みスタッフに「スピード違反はチャラにしといたから免許証もってパトカー行ってきて」というと「えっ、どうやった?まじ?スピード違反がなし?まじミラクル」と目を丸くしておりました。
もちろん僕は「ちょっと裏ルートをつかってね」とうそぶいておきましたとさ(笑
今でも伝説的な不思議なお話でした。
そう、一生に一度どころか、三生に一度もなさそうなお話でした。
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