合理的に part1。
2023.04.23
世の中は合理的に考えられない人が多いってのは、このコロコロチキチキ騒動で認識できたと思うのですが、僕はどうしても合理的に物事を考えたいんです。
今日はそんな話。
15年以上前なんですけど、グアムにゴルフ旅行に行っていたんです。
確か深夜2時とかにつく便でグアム入りして、ホテルにチェックインし、仮眠をとって8時30分くらいからラウンドしようとしてたんですね。
レオパレスリゾートグアムのゴルフ場で。
1番ホールに向かうカートで電話が鳴ったんです、見慣れない番号から。
朝っぱらから何だろうと思ったら、大阪の某警察から電話。
警察:もしもし、森川さんの携帯ですか?
ぼく:はい、何かやらかしましたか?
警察:いえ、そういう事ではなく、落ち着いて聞いてくださいね。
ぼく:はい。
警察:森川さんのご自宅に泥棒が入りました。
ぼく:げー、まじで
警察:はい、他にも同じマンションで何件も同時に入られたんです。
ぼく:何か取られてるんですかね?
警察:そうですね、金目のものはすべてないと思ってください。
ぼく:まじかー、まぁ、しゃーないっすね。
警察:鑑識作業をしたいので、いつご自宅に戻られますか?
ぼく:実は今グアムにいまして、4日後にしか帰らないですね。
警察:泥棒が入ったんですよ、鍵も壊されてるので防犯上よくないですよ。
ぼく:でも、もう金目のものはないんですよね?
警察:はい
ぼく:じゃあ、別に誰かに入られても問題ないし、4日後に戻ります
警察:他の皆様はすぐ帰ってきていただいているのですが、鑑識作業がありますので
ぼく:だって、金目のものをはないし、僕はその家にいないんだから、鍵が壊れてても防犯上何も問題なくないですか?
警察:普通は帰国されますよ?
ぼく:鑑識作業をさっさとやりたいだけでは?
警察:それはもちろんありますけど、犯人逮捕にご協力いただけないでしょうか?
ぼく:うーん、犯人が逮捕されても、お金は戻ってこないし
ぼく:家財保険もかけてるし、泥棒入った家とかに住めないから引っ越すし、僕が帰国するメリットはないです
警察:もう結構です、ガチャ
ぼく:さぁ、ゴルフしよう!
ね、僕は合理的でいたいんです(笑
明日へ続く。
写真はいつものバーで呑んだCLOS DE VOUGEOT、繊細な感じで美味しかったです。
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