この街を流れる川は耐えきれない臭いがする
2023.07.20
起業とかベンチャーって、なんか、雑草魂的な感じがするじゃないですか。
貧乏な青年が、アイディアと行動力でのし上がっていくみたいな。
そういうストーリー好きですよね、日本人。
幼い頃、裸電球の下でちゃぶ台でご飯食べて、父は呑んだくれみたいな(w
そんな境遇をはねのけて、今や、一流企業の経営者的な。
でもね、実はね、実際はね。
あんまり聞きたくない話かもしれませんけどね。
ガチで起業するなら、金持ちのぼんぼんの方が得なんですよね。
それは、親から資金や人脈を援助してもらうというファクターや、ぼんぼん学校に行くから同級生たちが華麗なる人脈である、ってのもあるんですけど、それはそれでそいつの資質や素養もあるので、おいといたとしても、最も大事なファクターがあるんです。
最高のファクターがね。
それはね。
自分の事業に自分の全資産をベットできるんですよ。
どういう意味かって?
親が金持ちってのは究極のリスクヘッジなんですね。
だって、自分の持ち金を最大限にリスク投資に向けて、仮にすっからかんになっても、帰る家もありゃ、美味しいご飯もあるわけです、金持ちの子供だから。
一文なしになっても、美味しいご飯と温かい家があるんです。
これって、すんごいリスクヘッジなんですね。
家族を抱えた人が起業をためらうってのは、この逆の理屈。
女房子供を路頭に迷わせたらどうしようと思うから、起業できない。
でも、ボンボンはちゃうんです。
一回失敗しても、また資金を調達して、全部リスク投資に向けられる。
だって、一文無しになっても、美味しいご飯と家が常にあるんだから。
そりゃ何回かやりゃー、いつかは当たります。
バット何回もふった方が、ヒット出ますから。
つまり、なんか、ベンチャーって何くそ魂とか雑草魂的なイメージがありますけど、まあまあ成功している人は、金持ちに二代目とか三代目が多かったりするんですよね。
まぁ、それは、持って生まれた天運なんで、全然アリアリのアリだと思いますけど。
僕の嫉妬心丸出しのコラムでした(w
ええ、僕は、成功もしてなければ、尼崎センタープール前という、裸のおばあちゃんが毎日タオルで身体をこすってるような町出身ですから(w
この街を流れる川は、耐えきれない臭いがする♫
この街を流れる川は、耐えきれない臭いがする♫
です。
そんな街出身で、両親が共働きで必死で僕を養ってくれたんですけど、私学に行きたいと駄々をこねて中学から私学に行かせてもらったんですよね。
そこが、キラキラしたボンボンたちの集まりでして。
また、次回、僕の嫉妬心丸出しのコラムでも書きたいと思います(w
俺だって、暖炉の前でゴールデンレトリバーが2匹寝ている家で生まれたかったよ(w
なんてね。
本心では思ってません、人は人、僕は僕。
写真は、仕事の打ち合わせでさかもりで呑んだシャンパーニュ。
出張で疲れ果てていたので、全身の血液にロゼの血が流れていきましたとさ。
大阪・北新地で焼鳥なら炭火焼鳥・さかもり北新地へ