理不尽三部作
2023.07.25
なんか最近ガキの頃の話をコラムのネタにしたので、記憶って少しづつ蘇るものでして。
色々思い出した事もあるので、今日は「ガキの頃の理不尽3部作」としてショートコラムを3つ。
【お金の出所】
小学校2年生くらいの時、一緒に遊んでいた3つか4つ上の先輩が突然駄菓子屋で色々おごってくれたんですね。
ガキの頃に1000円とか2000円分奢ってもらうなんてありえないんですけど、ガキだからわからないじゃないですか。
無邪気な僕は家に帰って言うわけです、「ねぇ、こんなに沢山Aくんに買ってもらったよ!」と。
すると母は電話するわけです、Aくんの母親にお礼なのか、なぜそんなに金をもっているかの不信感でなのか。
結果ね、そのAくんは僕のマンションの駐車場で財布を拾ってそれをネコババしてたんです。
落とした人は204号室の人。
僕からしたらそんな事知らないんですけど、何故か僕も204号室に謝罪に行くことに。
子供全員で土下座、ガチの土下座、玄関で土下座、めっちゃ覚えてる。
頭がいっちゃってる、熱血漢な誰かの親父が僕たちの頭を押さえつけるんです、まじ屈辱。
理不尽極まりないとね。
僕が親で同じ事が起きても、絶対に土下座なんてさせません。
【審判の判断】
尼崎出身の僕ですが、尼崎って結構少年野球が盛んでレベルも高いんですね。
僕はリトルには行ってませんが、軟式でそこそこ、そこそこ上手だったんです。
ある季節の総当たりのリーグ戦、僕はピッチャーで4番なのですが、ホームラン王は確定したんですけど、打率が6割6分7厘であるチームの選手と並んでいたんですね。
その最終戦、僕は最後の打席でヒットを打てば、そいつよりほんの少し打率を上回れるという状況になったんです。
そいつはもう別の所で試合が終わって、僕の結果待ち。
最終打席、僕はセンターオーバーのタイムリーヒットを打ったんですけど、そのセンターがね、いったん目測を誤って前に出てきた後、すぐに後ろにバックしたものの飛球が大きいのでとれなかったんです。
完全にヒットなんですね、別に目測を誤らなくてもヒットだし。
でも、審判の判定はエラー、そして僕は打率2位でそのリーグを終わる事に。
そして、その判断を下した審判は、そうです、ライバルだったチームのコーチ。
理不尽すぎる。
【背中の痛み】
教室でNくんとNちゃんが言い合いのケンカしてたんです、お互いすきぴ同士なのに。
そこに僕がちょうど用事があって入ったんですけどね、そのNちゃんがNくんに向かって彫刻刀を投げたんです。
丸型彫刻刀。
なんとそれが僕の背中に刺さったんです、漫画みたいに(w
まぁ、別にそんな痛くないし、全然問題なかったので、謝るNちゃんに「大丈夫やから」と去ろうとしたんです。
すると、その一部始終を別のSくんが見てて、先生にちんころしやがったんですね。
そしたら、Nちゃんは当然なんですけど、ケンカしてたNくん、そして何故か僕までこっぴどく怒られるはめに。
怪我したの僕なのに(w
今でも背中に残る丸型彫刻刀の跡をさわる度、理不尽な先生だったなと思い出します。
まぁ、全部のストーリーはいい思い出なのですが、全部理不尽です。
大人って理不尽、そんな大人にならないようにしたいと思います。
写真は打ち合わせしながら呑んだソノマのピノ、たまに呑むんですけど、この価格帯としては最高にうまいですオススメ。
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