合成の誤謬
2023.08.05
コロコロフィーバー&少子化&円安&エネルギー高&無策無能な政治家による複合的不況が近未来にやってきそうですが、不況ってのは僕のような小さな会社にとっては実は悪くなかったりします。
大企業や中小でも製造業の人たちは大打撃でしょうけど、僕みたいな小さな会社の場合、不況になると物価が下がりますので、つまりデフレですね。
ビジネスのコストが下がるんですね。
で、そこまで大きな商売をしている訳ではないので、売上は不況とあまり関係ないんです。
不況の波なんて関係ないレベルで商売が小さいので(w
僕も非国民ではないので不況は望まないですが、不況も別に悪くはないというスタンスです。
合成の誤謬ですね。
合成の誤謬とは個人としては合理的な行動を取っていたとしても、社会全体で見るとマイナスの行為みたいな。
みんなが貯金に励むと、物を買わなくなるので社会全体としては景気が悪くなるとか、そんな意味。
みんなが激安を望めば、個人としてはいいけど、社会全体としてはデフレになって景気が悪くなるとか、そんな感じ。
話全然変わるんですけど、この炎天下の中、普通に道で弁当売ってるじゃないですか。
普通に40度とかの中で1時間とか置いてる弁当、怖くないんかなー。
あっという間に腐敗が進みそうで。
元々あの手の弁当屋さん嫌いなんですよね。
自分の店の前とかでやる分には全然いいと思うのですが、全然関係ない場所でやられると、その人らはいいかもしれないけど家賃を払って営業している飲食店からしたらまじ迷惑。
家賃分を価格に転化しなくていいんですから、そら安くいけますわな。
家賃を払って弁当を販売している業者と、その近くでゲリラ販売している業者があったとします。
弁当のクオリティが同じとすると、家賃を払ってる方は700円、ゲリラは500円とかの価格になりますよね。
恐らく僕のようなひねくれ者以外は500円を書いますよね、クオリティ同じで安いならそら安い方を買う。
すると700円の業者は500円に下げるか原価をかけてクオリティを上げるしかなくなる。
最悪700円の業者は廃業しますよね。
すると、家賃を払ってもらっていた大家さんは家賃が入ってこないから、支出を抑えますよね。
ゲリラ業者のせいでちゃんと商売をしていた人が廃業し、そのテナントオーナーも売上が減り、その波は少なくとも社会全体の景気にも影響する。
ゲリラ業者から500円の弁当を買うという小さな行為も社会全体に考えればNGな合成の誤謬という訳です。
淀川花火大会の花火の音がドンドン鳴ってる中で、こんな訳のわからんコラムを書いてる僕こそが社会的にはNGなのかもしれません(w
写真は僕の中でちょっとしたいい事があった日に、知人と呑んだシャンパーニュ。
濃厚な味と少しエッジが効いた酸味な後味。
豊かな未来を創造できる、幸せの味がしました。
大阪・北新地で焼鳥なら炭火焼鳥・さかもり北新地へ