さかもりの焼鳥日記

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伊丹空港の寿司

2023.08.07

伊丹空港の寿司

日曜日の伊丹→羽田便に乗ったのですが、最新鋭機A350がほぼ満員。

蛍池のモノレール乗り場も長蛇の列でしたので、コロコロアホアホ協奏曲は完全に終わったようですね。

花火大会も恐ろしい人だったみたいで、なんだかコロコロの鬱憤をはらすかのように旅行やイベントにみなさんは行かれてるようで、何よりです。

僕はコロコロの間もずっと楽しんでましたので、まぁ、今の大混雑の時期は旅にも出ずイベントにも行かず、静観してますけどね。

こういう嫌味ったらしい事を言わない方がいいとは思うのですが、コロコロ嫌いはやめられない(w

僕は東京出張時にはたいがいJAL便で行くんですね、ポイント貯めてるから無料でいけるので。

だいたい17番スポットから出るので、そのすぐ横にあるカウンターのお寿司屋さんで、必ずビールとちょこっと握りを食べてしまう。

出張なんですけどね(w

今日も寿司をつまんでいたんですけど、ふと幼い時の記憶が甦りまして。

ちょっと嫌な記憶が。

うちの母は比較的裕福な家庭に育っておりまして、どっちかというとお嬢様。

祖父が地銀の重役だったようで、黒塗りの車が迎えにきて出社しているくらいの家庭。

なので、今でもお嬢様気質で、自分じゃ何もできないし、金遣いも荒い(w

父は奈良のどちらかというと貧乏の子で、公務員気質のTHEサラリーマンって感じの人。

嫌な記憶を説明するには両親のバックボーンがどうしても必要だったので書きました。

母方の祖父が変わった人で、僕が幼稚園の時に当時は完全に無名の屋久島に移住しまして、なので屋久島に行く事が多かったんですね。

で、たぶん小学校2年生くらいだったと思うのですが、夏休みだかゴールデンウィークだか忘れたのですが屋久島へ行った帰り、飛行機の機材トラブルか何かで17時くらいにつく予定の飛行機が19時くらいになったんです。

19時だとやっぱお腹が空くので、昔の伊丹空港の到着ゲートの1Fにあったお寿司屋さんに入ったんです。

こういう時、うちの母は、遠慮とかなく好きなものをどんどん注文します。

お嬢様気質とノリで生きてるので。

ウニだのトロだのイクラだの、もうノリノリ。

それに釣られて酔いがまわってきた父も、好きなものを食べますし、お酒も進みます。

お寿司の値段が書いてあったかどうかは覚えてませんが、僕を含めて家族3人で贅沢な時間を過ごしたように思います。

そして、みんなご機嫌で帰ろうとお会計に行くと、会計が5万円弱だったんです。

大人2人と小学生で5万円だから、当時としてはなかなかの金額。

しかし5万円は親父にとってはウルトラ想定外だったようで、親父が母にブチギレるんですよ。

「お前が調子に乗って高いもの食べるからだ、5万円なんてありえない」と。

母は「別にいいじゃない、たまには。あなただっていっぱい食べたじゃない」と言うのですが、会計が5万円だった現実を思い知った父はウルトラ不機嫌で空港からの帰路は地獄の空気。

5万円も払った楽しいお寿司がもう台無し。

そんな小2の記憶がふとよみがえって思う感想も教訓もありませんが、武士はくわねど高楊枝。

仮に5万円はキツくても、平気な顔して強がれる大人でいたいなと思いました。

そんなコラムを、取引先と行ったTOKYOのバーで15万円払わされた夜に、アパホテルの7000円の部屋の天井を見ながら書きましたよ。

親父、気持ちはわかるぜ(嘘

TOKYOこえーぜ、はよ大阪に帰ろ。

写真はカジュアルイタリアンで呑んだフランチャコルタ、美味しかったです。



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