さかもりの焼鳥日記

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天保山を登れ!

2023.09.17

天保山を登れ!

前回の洗濯のコラム、めちゃめちゃ評判良くて。

DMめっちゃ来ました、ありがとうございます!

さてさて、今日のコラムにタイトルをつけるとしたら、天保山から登れ!です。

僕は常々、仕事でもプライベートでも「簡単な事から片付けろ」と言うてるんです。

僕の周りの人は、僕がそれこそ20歳そこいらからずっと言い続けているので、耳タコかとは思いますが。

でもね、みんな、かーんたんに、それこそ秒で終わる事を後回しににするんですよね。

例えば、一番簡単なタスクって返事やと思うんです。

僕が何か質問したり指示しても、丸一日返事ないとか普通にあるんですね。

そして、忘れさられることも。

一応会社のトップが指示してるのに、スルーって(笑

そして、僕は催促する。

この催促ってのが一番ストレスフルでして、ほんまに僕のストレスの95パーはこれ。

別にすぐに質問へのアンサーなんて求めてないんですよ。

例えば、「今日は忙しいので、何日までに回答します」でいいんですよ。

もっと言えば「了解しました」だけでもいいんですよ、なんかリアクションせーと。

こっちは返答待ちってタスクをtodoに入れてますから、忘れませんので。

でも、意外とみんな、この単純な返事というタスクがこなせない。

了解って打つの、まじで秒ですやん(笑

でも、「何て返事しよーっ」て考えてるうちに、違う事して忘れちゃう。

まじで、脊髄反射のように返事しろっつーの。

そして、簡単なタスクなのに、それが溜まるから仕事できないやつだなーとか、サボってるやつに、僕からしたら見えるんです。

ほんま、簡単なタスクから片付けていけば、重たいタスクに腰を据えれるのに。

todoリストの簡単なモノから毎日処理したらいいのに。

でも、みんな逆をするんですよね。

天保山から先に登ればいいのに、いきなり六甲山を目指す。

そして、天保山を登るタスクがいーーーぱい溜まる。

いっぱい溜まるから、何から手をつけていいかわからなくなる。

そして、また、わかりやすい大山を登る(笑

そういうタイプは、日々与えられたタスクすら、忘れていく、そして、リカバリーできず周りに迷惑をかける。

僕のコラムって、広く世間様に書いてるようですが、スタッフに僕の考えを知ってほしいという部分も多々あります。

昨日の洗濯のコラムも実は社内向け(笑

洗濯は比喩ですね。

やっぱ、全スタッフとコミュニケーションを常にとれないですから、小さいながらも会社のトップとして、僕の考え方はこうなんだよー、僕の指針はこうなんだよー、ってのを伝えたいんですよね。

もちろん、スタッフがコラムを読むのは義務ではありませんが、僕も人間ですから、ふとした会話の中に「それ、あのコラムに書いてましたね」とか言われると、やっぱりすごく嬉しいし。

逆に、文字が多くて読む気がしないとか公言されると、やっぱりその人に対するジャッジも厳しくなります。

だって、僕の考えを書いたものを読まないのに、僕の嫌がる事をやられたら、そら、お前なんなん?ってなりますので。

喧嘩売ってる?って(笑

公言する必要がない、黙って読まなきゃいい。

読まないと公言するなら、非の打ち所がない仕事してくれないとって言いたくなります、あんまり言わないけど。

言わないけどね。

人はサボる生き物なんです。

忘れる生き物なんです。

僕も含めてね。

だからこそ、シンプルなルールや仕組みを作って、愚直にそれをコツコツ守らないとダメなんですよ。

決められたルールをサボったり忘却してたりして、守らなくなる。

そして、それが当たり前になる。

品質やサービスの低下って、そういう所から始まりますし、蟻の一穴になるんです。

僕たちの携わるさかもりも、他の僕たちのビジネスも、いつダメになるかわからない。

だからこそ、天保山を登るんですよ。

天保山の一丁目一番地は返事です。

千里の道も返事から。

富士山には僕が登って、高速道路作っときますから。

そんな事を思いながら呑んだブランドノワールは、僕の心を癒してくれました。

シャンパンはいつも、正しい。



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