前回の続きのコラムです、一つ前から是非。

一番多かったご注文が、とあるクラブさまからの1000円弁当13個。

21:00にお届け予定だったのですが、そんな時に限ってお客様がどんどんご来店されて全然手があかない。。

また、そういう時に限って、めちゃめちゃ飲んで食べるお客様ばかりで、お店はパニック状態。

ご注文をお受けした時は割と暇なご予約状況だったのですが、その後気付いたらフル満席。

本店に足りない串をとりにいったり、足りない材料をヤマツジに買いに行ったら、もう弁当作る前からヘトヘト。

やっと弁当を作れる体制になったとて人手不足だったので、僕がごはんを盛って、盛り付けをして、蓋をしめて熨斗を巻いて、汗だくになりながら、北新地をダッシュしてなんとかお届け。

お客様には21:30まででもいいよと優しいお言葉をかけていただいたにもかかわらず、21:30を少し過ぎてしまう醜態。

そして、頂いたお金は13個で13000円。

金額にしたらさほど大きくない13000円なんですけど、この、13000円がめちゃめちゃ嬉しくて。

お金ってこうやってコツコツ稼ぐもんだなと、改めて実感するとともに、現場に入るとお金の麻痺を是正してくれるんです。

ぶっちゃけ13000円って、月商が数千万ある中では正直誤差レベル。

でも、こういう一つ一つの小さな仕事が大きな売上になるんだなと改めて実感しました、ほんまにめっちゃ実感。

その後、何件か配達させていただいて初日は終了して、売上は35000円。豪華な2000円弁当も5個くらい出たし、僕としては嬉しい誤算的スタート。

さかもりの立ち上げは1年以上ずっと現場でホールしてたのですが、もう5ヶ月近くお店にあんまり入ってなかったので、久々に現場に入って働くってことを実感しました。

現場に入るとまじで金銭感覚の麻痺を是正させてくれるので、現場百遍、スタッフにうとまれようとも、お客さんにバイトリーダーと言われようとも、お客さんにオーナーさんってどんな人？って言われようとも、現場に出たいと思います（w

ただ、僕が現場に出ると、お金を使わなくなるんですよね。

汗水たらして35000円稼いだあとに、バーに行って30000円使う気にあんまなれないといいますか（笑

なんなんでしょうね、この感覚。

まぁ、そんなんいいながら行くんでしょうけど。

あまりにも好評なのて、立ち飲みさかもりでも販売して、さかもり本店ではお弁当をお重に入れたランチも1月からやる予定です。

弁当ビジネス楽しすぎます。

写真は京赤地鶏をふんだんに使ったさかもり豪華鶏弁当2,000円。

僕は3000円でも書います、余裕で。

まじで美味しいです。





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