さかもりの焼鳥日記

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人間関係における合理性

2023.11.16

人間関係における合理性

何回か前のコラムで、合理的と感情的という内容を書いたのですが、それが好評だったので、今日は恋愛や対人関係における合理性は合理的ではないけど、実は合理的というお話(w

山﨑まさよしさんの曲で「育ってきた環境が違うから、好き嫌いはイナメナイ」って歌詞があるんですけど、これこそ対人関係におけるすべてだなと僕は思っているんです。

よく、結婚式のスピーチで「お互いを理解しあって協力して、手をとりあって」とか言うじゃないですか、特におっさんが。

それを聞きながら僕は「無理無理」って思うんです。

だって、お互いを理解しようとしたら喧嘩になりますもん(w

育ってきた環境も脈々と流れるDNAも違うんだから。

例えばカップラーメンを食べた後、ゴミ箱に捨てる時どうします?

仮に僕が、残ったスープと麺はシンクに流して、カップラーメンの容器を水で軽く汚れを流して、シンクもすぐに片付ける系男子だとしましょう。

もし、僕の仲良し系女子が、僕の家でカップラーメンを食べたあと、残った汁も麺もそのままでティッシュを容器に入れて汁を吸わせて、そのままゴミ箱に捨てる系女子だったとしましょう。

あ、このカップラーメン女子は会社のゴミ箱を見て思った事で、特定の女子を指している訳ではありませんので悪しからず(w

はい、誤解を生まないよう予防線です。

そこで「お高いを理解しあう」と考えるならば、男子はこう言うんです。

多くのカップルも。

「なぁ、カップラーメンの汁は捨てて、カップも軽くゆすいでからゴミ箱に入れてくれない?」

「そうじゃないと、ゴミ箱も臭うし、汁が漏れたら汚いし」と。

すると女子はいうわけです、きっと。

「別にいいやん、ティッシュいれてるから漏れないし、別に臭くないし」と。

すると男子は「いや、俺は嫌やねん、だから洗って」といい、結果ケンカになるのです。

合理的ではないですよね。

だって、ケンカをしてしまうと、それを修復する為に莫大なエネルギーを使う訳じゃないですか。

最悪、別れてしまうかもしれない。

それって合理的じゃないですよね。

じゃあ、僕はどうするかというと、黙ってやってあげるのです。

あー、この女子はこういう系女子か、なら僕の嫌な事は僕が自分で解決したらいいんだ、と。

カップラーメンのカップをゴミ箱からそっと取り出し、汁に染まったティッシュはそっとビニール袋に入れ、カップを水洗いして捨て直したらいいんです。

もしくは、そのゴミ箱のゴミ袋ごと、すぐ捨てに行けばいいんです。

すると、僕も不快じゃないし、女子とケンカすることもない。

ケンカするエネルギーもいらないし、仲直りするいネルギーもいらない。

とても合理的なのです。

人間関係における合理性とはつまり、自分と人は違うんだということを理解することから始まると思うんです。

違うという事を理解しないから「なんで、こんなこともでけへんねん」と思うわけで。

違いを理解し、自分の嫌な事は自分で解決したら、素晴らしい人間関係が構築できると思うのです。

バファリンと人間関係は優しさでできているのです。

お店のカウンターで「コラム何を書こうかなー」と言っていたら「恋愛系は面白いですよね、この間の合理性の話も面白かった」と言われたので、恋愛と合理性というテーマで無理やり書いてみました(w

写真は近所の中華料理で呑んだサンソー70%・パイス30%という珍しい赤。

最初臭かったですけど、還元臭がとれたら華やかで美味しかったです。





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