「消費税を減税しろ！」って声を最近よく聞きますけど、まぁ、気持ちはわかるんですけどね。

減税したら、そら経済効果はありますし。

ただね、今の若者に負担になっているのはそこじゃないんですよ。

消費税じゃなく社会保険が重荷なの。

例えば額面20万円の給料の人がいたとするじゃないですか。

額面20万円の人が天引きされるのは、社会保険が29,500円、所得税が3,700円、住民税が8,875円で手取りが15万7,925円なのね。

そして、あんまりご存知ないかもしれませんが、みなさんから引かれている社会保険料。

その同額を会社も負担しているんです。

つまり、みなさんが引かれている社会保険料は半分で、もう半分は会社が払っているのです。

まぁ、会社は払っていますが、逆に言うと、会社目線でいうと会社の負担は20万円じゃなく229,500円なのね、その給料で1人雇う時の額面は。社会保険料の半額を会社が負担すると言うていますが、実際はその人が負担している。

つまり、229,500円の額面に対しての手取りが15万7,925円。

仮に15万7,925円を全部消費に使った場合の消費税って15,000円くらいなわけじゃないですか。

そうすると
・消費税15,000円
・所得税3,700円
・住民税8,875円
と税金は27,575円に対して社会保険は59,000円。

税よりやばいのは社会保険なんです、高所得者層以外は。

ちなみに、消費税が仮に0になったとしても、このモデルの人は15,000円しか得をしない。

23万円の報酬に対して、手取りが15.7万円ですよ。

普通にクーデター起きていいレベルの重税国家。

そしてその社会保険料は現役世代ではなく高齢者にまわるのです。

まじで医療費の自己負担を50%にするなり、いったん100%を自分で立て替えて、確定申告したら戻ってくるなりにしないと、この先どんどん上がり続ける社会保険料を現役世代だけで負担するのは、無理ゲー。

個人個人が防衛策を講じないと、まじでこの先いい未来が見えない。

危機感と無力感しか感じません。

ゴルフ行く前の朝5時に書くような内容ではないのですが、草の根運動の最下層的に啓蒙しておきます（w

写真はさかもりで知人やスタッフみんなで呑んだブルゴーニュ。

香りはエレガントだけど、味はなかなか濃くて、深夜にはつらかった（w





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