さかもりの焼鳥日記

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高級店へ行こう

2023.11.29

高級店へ行こう

若いうちに高級な料理屋さんや高級なホテルにとまるってのは、まじでいい経験だと思うんです。

「あーでたでた、一流を知れとか言うんでしょ」とか思ったあなた。

僕がそんな事いうわけないじゃないですか(w

だって、ウルトラ天邪鬼ですよ。

じゃあなぜ、そんな事を言うのか。

高い寿司屋や高い料理屋に行ったり、高いワインを飲んだり高いホテルに泊まると、まぁどの店でも、まぁ、それなりにはいいじゃないですか。

大外れはない。

いや、大外れはほとんどない(w

僕はあんまり「感動した」・「ここだけの逸品」ってのを料理屋さんで思ったことがないタイプですし、「また、この店のこれを食べたい」ってのを思い昔からリピートしているのは、実は高級店じゃない。

一部高級店はあるけど。

でもね、高い店ってのは、そらレーダーチャート的には各分野でいい点をとると思うんですね。

レーダーチャートってのは5角形のチャートね。

接客・素材・味・雰囲気・驚きとか、色んな分野である程度高い店を取るのが高級店やと思っているのです、僕は。

そら、値段高いし(w

あとは、高いお金を出してるんだから、美味しいに決まっているという先入観があるじゃないですか。

正直高い店って味薄いところが多いんですけど、それは凡庸なバカ舌な僕たちは、普段は味付けの濃いもので騙されてるけど、高級店は素材がいいから素材の味で勝負しているんだ、って思いたいわけです、脳が。

高い金だしてるから(w

だから、ぶっちゃけ平均単価25000円以上の高級飲食店で食べログの点数が低い所ってあんま見た事がない。

正直、「何がうまいねん」と思う店でも食べログの点数は高い。

まぁ、僕の舌や感覚が狂ってるのかもしれないけど、やっぱり「高い金を払って食べたものを否定したくない」ってバイアスが働くんだと思う。

普段行けないような高い店に行って「普通だった」とは思いたくないじゃないですか。

味が薄くて塩が欲しくなったとしても、エッジがきかずぼやけていたとしても、「ああ、これは素材の味を生かした素晴らしい料理なんだ」と思わないと、自分の諭吉に失礼だと思いたいわけですよ。

だからこそ、高い店にはいっぱい行った方がいい。

その、高い金を払った自分を否定しなくなるから。

慣れれば高い店も否定できるようになるか、なれる程は行った方がいい。

そして、高い店に行けば行くほど、その下の値段の層の店や、さらに下の値段の層の店の味やサービスが、高級店と値段ほどの差がないのが、わかるから。

むしろ、高級店に感じるのが「値段が高くて雰囲気がいいだけやん」となること。

つまり、高級店にいくからこそ、その下の価格帯の店にいくと「あの高級店は、まぁ美味しいけど、値段が高すぎるな」とか思えるわけで。

そして、ほんまに美味しい高級店は、「あー、これは高いだけあるな」と思えるわけで。

さらにいうと、それを知るには親ガチャ勝ち組が一番最高。

親ガチャの何がいいかって、小さい頃から親の金で高級店に行けること。

親の金だから「高い金を払っているから美味しいにきまっている」というバイアスはないわけで、高級店じゃなくても美味しいものは美味しいし、高級店に誘っても「えー、別にあそこ美味しくない」と高級店に誘ってもついてきてくれないわけです。

感覚が正直なのです。

つまり、どの時代も親ガチャ勝ち組こそ正義ですね(w

まぁ、何がいいたいかというと、さかもりの焼鳥は本当に美味しいと僕は思う。

これ以上焼鳥の進化論をどう描けばいいのか、悩むほど美味しい。

もちろん、さらなる研鑽の道は続きますけどね。

週10は食べてるけど、本当に美味しい。

男性8,800円なのね、高級店ではないですけどね、高級店に負けません。

ぜひ、食べにきてください!

写真はいつものバーで呑んだブルゴーニュの白ですが、マスターいわく「味や色はほぼムルソー」。

めっちゃ美味しかった。

大阪人はこういうのがいいですね(w





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