口がすべって
2024.01.31
口がすべって君を怒らせた
でも間違ってないから謝りたくなかった
わかってる それが悪いとこ
僕の悪いとこ
そんな歌い出しで始まるミスチルの「口がすべって」って曲があるんですけどね。
この歌がめっちゃ好きで、しょっちゅう口を滑らせるのが玉に瑕系男子の僕は、口を滑らせた後によく聴いてるんです(笑
この冒頭の歌詞は、彼のつよがりなんです。
なんでつよがりがというと、口を滑らせて君を怒らせたのは事実なんだけど、僕は悪くないと思ってるから謝りたくない。
彼はそう言うてるんです。
でもね、僕は悪くないけど、君が怒るってことは、彼女自身は自分の行動言動を悪くないと思っているわけで。
ホントはどんな時も、女子が怒ったという事実に謝らないといけないのに、僕は悪くないからと謝らない彼。
その後何フレーズか後に以下のような歌詞があるんです。
思い通りに動かない君という物体を
なだめすかして甘い言葉かけて持ち上げていく
もう一人の僕がその姿を見て嘆いているんだよ
育んできたのは「優しさ」だけじゃないから。。。
と。
優しさだけじゃダメなんだよ、相手が間違っていたらそれを直してあげないと的な事を彼は言っているんですけどね。
でも、その次の歌詞が
誰もがみんな大事なものを抱きしめてる
人それぞれの価値観幸せ生き方がある
「他人の気持ちになって考えろ」と言われてきたけど
想像を超えて 心は理解しがたいもの。
と。
彼が間違っていると思っても、相手には相手の考え方やスタンスがある。
どんなに仲が良くても、彼女の心の中ってのはわからないものだよと。
それが恋人でも、家族でも、自分以外の人の心なんてわからないんだから受け入れるしかないんだよと悟るんです。
そして最後に
口がすべって君を怒らせた
でもいつの間にやら また笑ってくらしてる
分かったろう
僕らは許しあう力も持って産まれてるよ
ひとまずそういうことにしておこう
それが人間のいいところ
って歌詞で終わるんです。
口がすべっても、相手の気持ちやスタンスや考え方が理解できなくても、ケンカした事実を受け入れてお互いを許すことができるんだよ人間は。
誰だって喧嘩くらいするんだから、相手は自分とは違うんだってことの全てを受け入れて、許し合えばまた笑えるんだよと。
喧嘩しても、ごめんってちゃんと謝って、喧嘩する前みたいに笑って過ごしたいじゃないですか。
ほんま、めちゃくちゃいい歌詞。
本当はね、戦争とか世界平和についても言及してる曲なんで、ぜひとも聴いてほしいです。
えっ、なんでこんなコラム書いたかって?
口が滑ったんだよ。
ただ、僕の場合は僕がいつも1000%悪い。
そんな夜に呑んだシャンパーニュは、ガキの頃怒られて涙を流した後の、ほんのり唇に感じる酸味がしました。
最後にね。
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