20個くらい前のコラムに書いた事の続編なんですけどね。

長年同棲しているけど、金も甲斐性もないから、絶対に別れると決意した系女子のコラムを書いたんです。

でも、結局別れられず。

3,000円以上の買い物は全て彼女の許可がないと禁止するという誓約書を書いて、命からがら別れを逃れたという彼の話（w

誓約書にサインをしたら、ニヤリと笑って勝利宣言した彼の話。

そんな彼ですが、その一件以来、彼女に携帯のロックすら解除されてるみたいでね。

絶対にやましいことはないと。

その後数週間は平穏無事な日々が続いていたそうなのですが、ある日激震が。

彼女が風呂上がりに何気にスマホを見たら、間違えて彼のだったそうで、これも何かのお導きと彼のスマホを見ていたんですって。

その彼氏、金はまったくないんですね。

家も彼女の家だし、仕事で使う車も彼女の車。

そんな金もないし、スマホのロックを解除されてる系男子な彼なのに、スマホの中から出てきたのは。

「ホ別3万円」という衝撃的なやりとり（w

金がないのに出会い系サイトで女子とゴニョゴニョ。

彼はその時お風呂に入っていたそうなのですが、ブチギレした彼女は、彼のキーホルダーから家の鍵と車の鍵を取り上げ、そのまま追い出したそうで（w

さすがに強気な彼女。

「もう、家の外に荷物全部出しておくから、二度と帰ってこないで」と。

でもね、ヒモフェッショナルな彼氏はここからがすごかった。

彼女に許しを乞う為にありとあらゆるLINE攻勢を仕掛けるんです。

「浮気ちゃうやん、風俗と同じやん」と。

その言い訳、男ならやりそうけど、ただの地雷なんですけどね。

もちろん、彼女も最初のうちは反論していたんですけど、ここは流石の彼氏さん。

その反論にすべて返答して、彼女を面倒くさくさせてしまうのです。

バシッと関係を切れない系女子ってのがわかってるんですよ、彼は。

プロだから（w

最終的には理屈抜きに「ごめん、許して」「やだ」の応酬になったみたいで。

さすがです、この絶対に引き下がらないパワーは見習うべきものがある。

まさにヒモフェッショナル。

彼女も最終的に「じゃあ、今のお前に何ができるねん」と言うと「俺、髪の毛なら剃れる」と（w

ヒモフェッショナル、仕事の奥義です。

そして彼女は言うんです、今。

「もうなんか、家にいるのは別にいんです。家ないしかわいそうだし。でも、もう愛情もないし、なんなんですかねー」と。

いえ、彼女さん。

あなたは、完全に術中にはまっていますよ。

そして、また戻るんですよ。

なぜなら彼はヒモフェッショナルだから（w

仕事中なのにこの話を聞いて、5分くらいゲラゲラ笑ってしまいましたとさ。

ヒモフェッショナル、仕事の奥義。

そんな事を思いながら、シャンパーニュ地方のぷフェッショナルだけが作ることを許される金色の液体を飲みながら、彼女の今後をニヤニヤと想像してしまいました。

また、粗品の声で脳内再生されましたとさ。

「悪趣味〜」

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