さかもりの焼鳥日記

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back numberな夜④

2024.03.02

back numberな夜④

今日のコラムは4話目、ぜひ1話目から読んで欲しいです。

back numberのファンクラブ限定LIVEにウキウキで参戦した話です。

ネタバレ満載なので、読みたくない方はここで離脱を。

第1話でも書きましたが、このライブには疑問がありまして。

事前にネットで見たセットリストは15曲で、1曲平均5分としても、MCを入れたとしても1時間30分では終わる内容なのに何故か公演時間は2時間30分。

その理由が新曲・女王の蜂の演奏後に判明します。

舞台が転換して、わけのわからんホワイトボードやら点数票やらがならぶんです。

そして、わけのわからん素人が舞台にいるんです。

なんと、ファンなら喜ぶのかもしれませんが、back numberとファンとでのゲーム大会が(w

純粋にサウンドを聴きたいだけの僕からするとね、まじで、まじで、ほんと、ごめんなさいファンの皆様。

正直、くっそくだらん(w

抽選で当たったお客さんが、back numberのメンバーと共にくっそくだらんゲームやら何やらをします。

もうね、地獄。

完全に地獄。

北海道で2泊3日、慣れない雪道を歩き、その足でライブに向かい、外で1時間たって待たされ、さらに2時間30分のスタンディングライブ中のくっそくだらんゲーム大会。

ちょっとback number嫌いになりましたもん。

でも、我慢できるんです。

何故ならこの後、僕の聴きたいマスト曲である高嶺の花子さんが演奏されるのを、セットリストを見て知っているから。

だから、我慢できたんです。

正直、高校の文化祭よりレベルの低いゲームを見せられていたとしても我慢ができたんです。

この後、高嶺の花子さんと青い春という僕の大好きな2曲が控えているから。

そして、くっそくだらんゲームが終わったと思いきや、なんとまたお客さんが7人舞台に上がるんですね。

ゲームが終わったら高嶺の花子さんじゃねーのかと。

何するんだよ、今度は、と。

すると、ボーカルがいいます。

それではこのお客さん7人と僕とで、高嶺の花子さんを歌います!と。

は?

へ?

素人7人とボーカルとで歌う高嶺の花子さん?(w

嘘だといってよ。

嘘だよと。

ライブで横の男が歌ってるだけで「お前の声を聴きにきたんじゃないから黙って」と言ってしまう僕が、素人の高嶺の花子さん?(w

そして、普通こういうのってマイク無しじゃないですか。

客も全員マイクもってやがるのです(w

素人7人がマイクを(w

PAブースいってワイヤレスの電源落としてやろうかと思いましたもん。

そしてイントロが始まり、Aメロが始まります。

完全に素人のカラオケ大会。

清水依与吏の声なんて微塵も聞こえません。

ただの若い女子と男子が歌う高嶺の花子さん。

地獄。

完全なる地獄。

ただの苦痛。

一緒に歌うのも、ボーカルの声があってこそのものであって。

素人7人のカラオケ大会はただの苦痛。

いや、わかりますよ、オーディエンスと一緒に歌いたいってのも。

ミスチルだってイノセントワールドでよくやりますけど。

でもね、back numberさんよ。

ミスチルは決してマイクは客に渡さないし、全部は任せない。

少なくとも1番だけ客で歌うとかはあっても、あとは桜井さんが歌うもんです。

そしてマイクは絶対に素人には渡さない(w

だから、清水依与吏に期待したんです、2番からは1人で歌うよな、と。

歌うよな、1人で、と。

でもね、みなさんの期待通りなんです。

2番も素人のカラオケ大会。

いよりの声、まったく聞こえず。

そしてそのまま僕のマスト曲の2曲目もウルトラ残念な結果で終了。

完全なる素人のカラオケのまま終了、盛り上がるオーディエンス。

狂ってますback numberのファンたち。

疲れと呆れで呆然とする僕。

そして、それを憐れみの目で見つめるうちのスタッフ女子2名(w

でもいいんです。

でも、いいんです。

その時の僕には希望があったんです。

なぜなら、アンコールの1曲目に、一番好きな青い春という曲が待っているから。

だからいいんです。

世田谷ラブストーリーが不発でも、高嶺の花子さんが素人のカラオケ大会でも。

だって。青い春が聴けるんだもの。

そう思っていたんです。

そう信じていたんです。

文字数の関係で、次回、最終話へ続く(笑




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