理不尽先生②
2024.05.18

今回のコラムは前回の続き、できれば前回から読んでください。
さて、このコラムで人気の「理不尽」シリーズの今回は「船舶免許編」。
コロナの前かな、釣りにハマっていた僕は、どうしても自分で船を運転して釣りに行きたくて船舶免許をとりにいったんです。
2月も2月、くそ寒い時期だと安かったんで(w
前回のコラムでも書きましたが、先生と生徒という関係で教室で何かを教わるのが、極めて苦手な僕。
船舶免許の授業も、ぶっちゃけ先生は教科書をなぞるだけ。
読めばわかるし、まじで苦痛な時間を過ごしていたんですが、その授業を受けないとテストも受けさせてもらえないので渋々受けることに。
そして残念な事に、その先生ってのが熱苦しいやつでして。
嫌味な松岡修造みたいな(w
海で友人を亡くしたとかの思い出話をして勝手に泣いて、だからお前らには事故してほしくないから徹底的にしごくんだー、みたいな事を言いながら自分で盛り上がっていくタイプ。
まじでだるいし、頭わりーなーって感じで見ていたんですけどね。
授業の途中で当てられたんです、僕。
森川くん、では答えてください。
「船が一隻しか通れない水路で、かつ、両岸は薮になっていて上陸できないところがあります」
「目の前には違う船がゆっくりした速度で動いていて、その後ろに自分の船がいます」
「1km先に船着場があって、そこまでは着岸できるところがありません」
「森川くんの船には森川くんと彼女が乗っています」
「彼女には持病があり、その船の中で突然発作を起こして、大至急救急車を呼ばないといけない状態になりました」
「はい、どうしますか?」と。
ようは、彼女を救急車に乗せるには、1km先の船着場まで行って、船を降りる必要があるのですが、前の船が遅いので、前の船にさっさといってほしいという連絡をしないといけないという問題なんですね。
僕はいいます「とりあえず警笛ならして、気づいてもらったら、緊急事態だから速度あげてさっさと行けと言います」と。
すると先生は言います。
「じゃあ、警笛で気づかなかったらどうする?」と。
僕は言います。
「自分の船にある、ありとあらゆる物を投げてでも気づかせます」と。
さらに先生は言います。
「それでも気づかなかったら?」
僕は言います。
「船をぶつけて、ロープで固定して、その船に乗り込んで、さっさといくように言います」
「さらに言うと、彼女を前の船にのせて、とっとと船着場までいきます」と。
僕の答えは間違っていないと思うのです。
まとめると
・彼女が発作を起こしている
・救急車をよぶには1km先の船着場に行く必要がある
・前方にはとろい船がある
・その船にスピードアップしてもらう必要がある
・その為にどう行動するか
なんですね。
するとそのアホ先生は30人くらいいる教室で大声で言います。
「こういう人間には絶対に船舶免許をとってもらいたくない」と。
僕からしたら「はぁ?」ですよね。
僕「はぁ?僕の行動パターンのどこがおかしいねん」
先「海上ではルールとマナーを守らないとダメなんです。あなたの行為はそれに全て反しています」
僕「いやいや、今回のミッションは彼女を救う事でしょ」
先「いかなる緊急事態でも冷静に対処しないとダメなんです」
僕「ほな、何が正解やねん」
先「警笛を鳴らし続けて、気づいてくれるまで根気よくやるんです」
僕「あほちゃう?ほな、ヘッドホンして爆音で音楽聞いてたらどないすんねん」
先「そんな船乗りはいません」
僕「いやいや、警笛が聞こえないから実力行使に出る訳やろ」
先「いかなる時でもルールを守らないとダメなんです」
僕「わかった、お前は嫁と一緒に歩いてて、津波が後ろからやってきても、赤信号でとまっとけよ」
僕「ルールと共に津波にのまれて藻屑と消えろ」
先「あーーーー、屁理屈うるさい、あなたみたいな人、絶対に船舶免許渡さない」
僕「はぁ?」
先「あなたみたいな人に海に出てほしくない、座学のテストは受かっても、実技は私が教官になって絶対に通さないから」
僕「いや、お前ダルっ」
また文字数オーバーしてきたので、次回へ続きます(w
最近、3部作とかが多い。
今回のワインの写真に特に意味はありません。
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