恐怖の信号機
2024.10.22

日本は東亜の小国ってイメージですが、国土も人口もGDPも、日本人がイメージするより大きいものでして。
南北でいうとドイツからフランスをまるのみしてスペインくらいまで広いですし、人口も世界11位の1.1億人。
GDPもこの間ドイツに抜かれましたが世界第4位。
戦争に負けたからなのか、奥ゆかしいのかわかりませんが、日本人って過小評価する嫌いがありますが、実はなかなかの規模感。
なので、国内需要があるから視線が海外に向かなかったりします。
そんな日本ですが、ケンミンショーなる番組が長寿番組になっているように、その国土の広さから、地方地方で多種多様な文化が形成されていて、独自のルールや言語、そして食べ物などがありとても面白い。
だから、日本を旅するのは面白い、ぼくも大好きです。
ちょっと前の話になるのですが、知り合いの会社の社長に誘われて、福岡にゴルフに行ったんです。
ゴルフだけってわけではなく、ご飯やお酒も楽しみますのでもちろん宿泊は博多。
博多って車で40分〜50分圏内にいいゴルフ場がたくさんあるんですよね、
ゴルフ旅行といえば北海道・千葉・高知・徳島・長崎・鹿児島・沖縄なんてイメージがあると思いますが、ぼくとしてはオススメは絶対に福岡。
昼はゴルフを楽しんで、夜は美味しいご飯にお酒に、お好きな方は九州中の美女が集まるおねーちゃん街まで楽しめます。
そんな博多なんですが、一つだけ致命的にいけてない点があります。
それが、時差式信号。
何を言い出すねん森川と言われるかもしれませんが、まじで博多の時差式信号は博多人じゃないドライバーにとっては事故誘発信号なのです。
時差式信号って、対抗する車線の信号を先に赤にして、もう片方の車線の信号を青にすることによって、そのもう片方の車線の右折車を右折しやすくするためにあります。
基本的には十字路には設置できず丁字路に設置されています。
十字路に設置しちゃうと、先に赤になる側の右折車が全然右折できなくなりますので。
つまり、右折車が多い交差点で、右折車を右折させる為に、対向側の信号を赤にするのが「時差式信号」の役割なんです。
でも、博多の時差式信号は違うんです。
右折する側が赤になる時差式信号なんです、そして普通に交差点にある(w
まじで意味がわからない。
ぼくが博多で車を運転していると、信号機の下に「時差式信号」って書いてる交差点があったんです。
その交差点を右折しようとする僕は、右折レーンにいて青だったので、曲がろうとすると、ぼくが見てる側の信号が黄色から赤に変わろうとしたんですね。
時差式信号ですから、右折が優先されますので、こちら側の信号が黄色になったということは、もう片側の車線の信号は赤のはずなんです。
右折車をさばくための信号が時差式信号なので。
で、ぼくは右折しようとすると、どう考えても交差点では止まらないであろうスピードのタクシーが反対車線から直進してくるんです。
こういう時、感が鋭いぼくは、右折をいったんストップしてタクシーの動向を見たんです。
するとタクシーは迷うことなく交差点に侵入し、そのまま猛スピードで直進。
ぼくは同行者に「あっぶないなー、なんなんあの信号無視のタクシー」って声をあげたんですけど、そのタクシーを見送るように何気に右後方を振り返ると、タクシー側の信号は青なんです。
意味わかります?
時差式信号って、右折車を右折させるために多くがあるので、右折側が遅れて赤になるんです。
つまり、反対車線が先に赤になって、右折する側の青が延長されることによって、スムーズな右折を促すわけです。
なのに、その真逆なのが博多の時差式信号、まじで事故誘発信号。
これを博多のタクシーの運ちゃんに話すと「博多はこういう時差式信号が多いから本当に気をつけないと、なんで右折の矢印信号をつけずに時差式にしてるかわからんったい」と言うてました(w
皆さんも博多で運転される際は、十分に注意をしてください。
さて、これは余談ですが、コラムの途中に丁字路って出てきたと思いますが、関西人の多くはT字路って思ってますよね。
字面はにてますけど、Tではなく丁なのです。
東京に行ってどんつき右ってのが通じないのには、関西人としてはびっくりしました。
突き当たりを右とか、丁字路を右って言わないとだめなんですって。
ただの余談でした。
そんな博多の夜に呑んだシャンパーニュ、どこでもワイン呑んでおります。
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