五月蠅少数派
2024.12.10

昨日のコラムで「ノイジーマイノリティやケアケースばかりに対応して、マジョリティが不便になる事に対する経済的損失を理解しているのかと心から思います」って書きましたが、本当にそういうケースが多い。
唯一違うかったのはコロナの時だけ。
コロナなんてただの風邪、マスクなんて絶対にしない、旅行も行く、呑みにも行くというマイノリティなぼくに対しての罵詈雑言、絶対に忘れません(w
だから、飛行機に乗って降りる時に流れてくるVTRとか見たらまぁ腹立たしい。
多様性を重視してます、少数派にも優しいですーみたいな、色んな人種や障がい者が登場するVTRにしやがって(w
コロナの時なんてマスクが嫌な少数派な僕に対して、とんでもない扱いをしたのに(w
コロナと聞くと文句を言いたくなるというのがDNAに染み付いておりまして、話は脱線してしまいましたが、本当に今の世の中はノイジーマイノリティやレアケースにばかり対応しているように思います。
世の中の流れがそうだからかはわかりませんが、ビジネスにおいてもそれが顕著で。
そもそも、レアケースなんてレアなんだから、そのレアが致命的な損失になるレアならケアしなければなりません。
例えば航空機事故とかね。
でも、レアケースであって損失も少ないけど、クレーマーの声が大きいみたいな事例って個別に解決したらいいはずなんです、本来であれば。
だけどどうしてもそのクレーマーに対応する部署の人は、クレーマーってのは厄介で面倒で対応したくないので、その1000件に1件しかないようなレアケースを防ぐためのチェック作業とかをしたがるんですよね。
でもそのせいで、まともな999件に対してのサービスが低下したり、余計な作業をすることによる人件費の増加なども起きるわけです。
ぼくは誰のためにもならないような無駄な事がとても嫌いなので、そういうのは排斥したいんです。
でも、やっぱり、なんでノイジーマイノリティの声を聞いてしまうかというと、当たり前ですけど印象深いんですよ。
だって、まともな999件はまともだから何も起きないわけじゃないですか、海でいうところの凪です。
でも、1件が大嵐なんです(w
ぼくも含めて、誰もそんな大嵐にあいたくないんです。
でも、その大嵐で致命傷をうけるわけではなく、ただ単に対応がだるいという大嵐なだけなのです。
でも、その対応する人にとっては、大嵐級の出来事だから回避したい。
もう、パラドックスですね(w
この間秋田県知事が「熊を駆除するのがかわいそうという声もありますが?」みたいな質問に大して「そういうクレーム電話は長くなるので、すぐに電話を切ります」と言ってましたが、ぼくはそれが正しい対応だと思うんですよね。
昔からスタッフにはいうてます。
「横柄な人とかクレーマーの対応は最後でいいで」と。
もちろんこちらに非がある場合は誠心誠意最優先で対応しなければなりませんが、言いがかり的なものや無茶な要求に対応する必要はありません。
てか、いつも思うんですけど、今からうちのサービスや飲食の提供を受けるのに無茶な要求をしてくる人っているじゃないですか。
あれって誰トクなんですかね?
まずこちら側としては要注意人物としてマークしますし、ぶっちゃけ杓子定規な対応しかしませんし、サービスなんてしません。
でもね、丸い卵も切りようで四角ってなもんで。
優しくね「無理なら大丈夫なんですけど、こんな事ってお願いできたりします?お金かかってもいいんで」みたいに問い合わせもらったら「いいですよー」って言う確率って高くなると思うんですよね。
実際、かなり困難な事以外は対応してあげます、だってサービス業だもの。
少なくともうちの業務スタッフはそういう対応しかしません。
ノイジーマイノリティはね、ノイジーに言えば対応してくれて得したケースがあるから調子に乗ってまたノイジーにする訳ですよ。
秋田県知事みたいにシャットアウトしたらいいんですよ。
こないだアロママッサージに行った時、トイレに入るとトイレットペーパーホルダーの上に書いてあるんです。
コロナや感染症に配慮して三角折りはしておりません、と。
あー誰かに何か言われたんだろうなーと。
すごく、かわいそうな気持ちになったのでこんなコラムを書いてみました。
そこまでさせる風潮がとても嫌です。
うっせー、ボケー、だまっとけ、これでいいと思います、ええ、ええ。
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