適当インバウンダー
2025.01.04
石を投げれば外国人に当たると言っても過言じゃないくらい、外国人観光客がめっちゃ多い。
北新地にも外国人がたくさんで、土日祝は外国人の方が多いじゃないかってくらい。
飲食店も外国人で儲かってるとこもあるみたいだけど、外国人のノーショー率は異常。
ノーショーってのは連絡無しの来店無しという飲食店にとっては極悪非道なパターン。
事前にカード決済できるテーブルチェックなどを使えばそれも防げるんですけどね。
ちなみに、うちもテーブルチェックを導入しようと思ったんだけど、うちの予約システムがテーブルチェックに対応していなくて断念。
外国人は時間の概念が日本人とも違うから、遅れても当たり前な風潮すらある。
香港人や台湾人はそんな感じではない気がするけど。
ちょっと前なんだけど、旅行会社経由で中国人の団体客15名が本店を貸切たいとご予約いただいて、さすがに貸切なので全額を前金でいただいたんですね。
確か土曜日の17:30のご予約で、当店は2時間制なんだけど、念の為次のお客さんは20:15からしか予約をとらなかったんです。
なので、2時間30分のお時間をご用意していたんですけど、16時すぎくらいにツアコンから電話がかかってきて、「今、金閣寺を観光バスででました、1時間20分での到着予定なので予定通りお伺いします」と。
金閣寺から北新地まで1時間20分?
そら、混んでなければそれくらいでこれるだろうけど、行楽シーズンの土曜日の京都の渋滞を舐めてはいけません。
京都南インターまで辿り着くのにそれくらいかかるんじゃないかと思い、ツアコンに言うたんです。
「たぶん、予定通りにはつかないですよ、京都市内の下道は混みますから」と。
するとツアコンは「大丈夫、大丈夫、慣れてますから」と(w
とりあえずぼくは「20:00までは後ろのばせますので、18:00には間に合うようにきてくださいね」と電話をきったんです。
すると17:30にまたツアコンから電話が。
「すみません、まだ京都市内で高速に乗れていません、18:30くらいになります」と。
ぼくは言わんこっちゃないと思いながらも、「20:00までしかご滞在いただけませんが、お待ちしております」と言うと「20:00以降になっても伸ばしてほしい」と。
でも無理なんです、20:15からも予約でびっしり、なのでお断りして電話を切ったんです。
次に電話が鳴ったのが17:45。
「すみません、やっと京都南で高速に乗れました、19:00までにはつくと思います」と。
このツアコン、運転手さんと相談してる?のかってくらい、大阪の渋滞事情がわかっていない。
ぼくは言います「この時間、京都南から豊中まではスムーズにくるけど、そこから塚本を過ぎる辺りまでは大渋滞なので、19:30くらいになるんじゃないですか?」と。
するとツアコン「大丈夫です、とりあえず北新地近くのホテルで荷物をおろしてから、徒歩でいきます」と(w
もうね、予約のケツが20:00で、19:00にきたとしても1時間しかないのに、ホテルで荷物をおろすって。
ぼくは19:30にしかこれないと想定して、30分でも満足はしてほしいので、とりあえず締めのご飯ものを全員分にゅうめんで用意して、ご来店したらすぐに出せる体制にして、焼き鳥もご来店前から少し冷めるけど焼き始めました。
そして彼らが到着したのが19:35。
残り時間25分(w
そこから鬼ダッシュでご提供して、なんとか20:10にはご退出いただいたんですけど、まぁなかなか無茶な感じで。
ツアコンがいい人だったので、観光客の皆さんもある程度はニコやかに食べてくださったのでよかったのですが、これが我の強い感じのお客様ならもう大変(w
はじめに戻りますが、まぁ、外国人はありがたいのですが、ノーショー率が高すぎてまじで採算がとれない。
リッツカールトンとかの高級ホテルのコンシェルジュ経由でもこないですからね。
外国人予約のノーショー率が70%に達したので、流石に頭にきまして、日本の携帯ではない外国人の方には事前にカード決済しないと予約をとれないようにしたんです。
サイトから予約があれば、こちらからご連絡して。
すると、見事に30%くらいのお客様からしか決済がないので、本気で予約してる方は全体の30%くらいなのでしょう。
つまり70%はふんわり予約。
これ、正確な数字なので飲食店経営者の皆様、万博に備えて対策されてみてください!
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