こないだの水曜日のダウンタウン、ご覧になられた方いらっしゃいますでしょうか。

昨日の深夜にU-NEXTで見たんですけど、めちゃくちゃ感動しまして。

芸人のひょうろくさんへのドッキリ企画で、実兄の隠し子を3日間預かるというもの。

しかも、隠し子を育てられないから、施設に入れるまでの3日間を預かるという、とってもシリアスなストーリー。

ネタバレ入るので詳しくは書きませんが、6歳の男の子を急に預かる事になったひょうろくさんの対応を見て、めちゃくちゃ感動してしまって。

もちろん子役の演技なのですが、最初は人見知りな男の子を演じる子と賢明に仲良くなろうとするひょうろくさん。

そして、ある程度打ち解けてきた後、「宿題をする」とその男の子が言ったんです。

そしてその教科書を広げると、教科書には、ちょっと正確には思い出せないですが「キモイ」とか「消えろ」とか明らかにいじめられてる感じの落書きがされているんです。

それを見たひょうろくさんは「誰が書いたの？」と聞くんですけど、男の子は「ぼくじゃない」と。

もう、その時点で涙腺が大崩壊。

そしてひょうろくさんの対応が素晴らしく。

教科書の表紙なのでツルツルした素材に油性マジックで書かれた感じのいじめの言葉をね、爪で擦って消すんですよ。

そして、「ほら、こんなの倒したよ、気にしなくていいんだよ」みたいな感じで男の子に伝えるんです。

イジメに勝ったよって暗に言うてるんです。

もうね、涙腺大崩壊。

3日間のドッキリで、今回は1日目で終わったので、あと2回の放送が楽しみで仕方ありません。

ただ気になったのは6歳の男の子の設定ですが、身長130cmくらいあって、全然6歳じゃない（w

9歳とか10歳とかじゃないかな、6歳にしちゃしっかりしすぎです。

まぁ、それくらいの年齢じゃないと、さすがにドッキリの演技は難しいんですけど。

ただ、ご覧になった方も、これから見る方も、たぶん、そこまで泣くシーンじゃないと思うんですよ。

僕みたいに涙腺大崩壊事案ではない（笑

ワイプで見ていた女性タレント2人も、感動はしてたけど涙なんて流してないし。

携帯ゲームをしながらチラチラ見ていた仲良し系女子も「感動するのはわかるけど、あんた、なんで泣いてるん」と言うくらいですから。

では、なぜ、ぼくが涙腺崩壊したかというと、伏線があるんです。

一昨日、あと数ヶ月で6歳になる息子を保育園に迎えにいったんです。

月に数回しか会わない息子ですが、ぼくを見つけたら、とびきりの笑顔で飛んできてくれます。

そして、先生さようならって先生に挨拶して帰ろうとした時に、息子は言うんです。

「⚪︎⚪︎くんにも挨拶して帰ろっと」と。

教室のなかには、まだ数名のお子さんがいらっしゃったんで、息子はガラスの扉越しに「みんな、バイバイ！」って言うんですけど、聞こえてるのか聞こえてないフリをしているのか、誰も振り向かないんです。

息子は「誰もバイバイって言うてくれないや」というので、「ドアがしまってるからじゃない？あけて言ってみたら」と言ってしまったんですよね。

軽い気持ちで。

息子は満面の笑みで「ウン」と言いドアを開けて「みんなバイバイ」って言うんだけど、全員こっちを向くこともなくガン無視。

全員、何かを書くのに集中しています。

それでも諦めない息子は「⚪︎⚪︎くんバイバイ、みんなバイバイ」って言うんだけど、それもガン無視。

息子はそっとドアを閉め「誰もバイバイ言ってくれないや、なんなんだよ、絶対ぶっとばす」って言うてるんですけど、その姿がせつなくて泣きそうだったんです。

娘の時も同じようなシチュエーションがあったし、ぼく自信も同じような経験を何度もした事があるので、オーバーラップするといいますか。

息子には「みんな絵に集中してるんだよ、もし無視されてるんだったら、ぶん殴ってやれ」とは言いましたけど（w

友達作るの苦手なんですよね、ぼく。

ずっと一人（w

まじで学生時代の友達なんて1人たりとも付き合いないし、大人になってからも友達なんて言える人は皆無。

だから経営者をやっているのかもしれません。

友達はいませんが、仕事仲間はいますので。

定年もないですしね。

孤独は幸福の欠如だとは思うのですが、ぼくに友達がいないのは、おそらく性格が悪すぎるんだと思います（w

そんなおセンチな気分になりながらも、シャンパーニュは常にぼくの友達です。

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