コラムやめてないよ
2025.05.26

全国1200万人のコラムファンの皆様、お待たせいたしました。
お待たせしすぎたのかもしれません。
最近、さかもり大ちゃん社長とちゃんちーの謎の動画ばかりあがっているので、森川はコラムをやめたのか?ってDMがくるんですけど、そんな事はございません。
ある種のチャレンジとして動画に参入しているだけで、ぼくのモットーはコラムでございます。
でも、まぁ、いきなりインスタで大喜利が始まっているかを知りたい方も120万人くらいはいらっしゃると思いますので、なぜ動画をしているかを書こうと思います(w
ぼくはさかもりのオーナーで、ある程度、いや、かなり現場に任せている立場なのですが、基本的に現場のスタッフに集客や売上に対する関する責任を負わす事はないんです。
これは、ぼくが接客業を創業した当時、20年近く前からずっと言うてる事なんですけど、現場のスタッフは現場に全力投球すべきなんです。
売上の責任は現場にはない。
その代わり、現場の仕事に手を抜かないでほしい。
これが、棲み分けなんです。
神は細部に宿る、これがぼくのモットーなんですけど、細かい事に気を配り、日々研鑽していく。
それが現場だと思うし、それこそが現場をリスペクトできる事だと思うし、それこそが現場がリスペクトされる事だと思うんです。
でも、世の中のオーナーは、もしかしたら僕もそうなってるのかもしれませんが、オーナーってのは売上が上がらないとどうしてもイライラしてしまうし、その責任を部下にあたってしまう。
どうして売上が上がらないんだろう。
最初はよかったのに低迷しているのは、現場が悪いんじゃないか?と。
でも、そんな事はないとぼくは思うんですよね。
もちろん、クオリティを保つ為の努力を現場がしなければ、お客様は離れていきますが、現場ってのはある程度の規律がなければゆるんでしまいますが、ある程度の規律とプライド、そして責任感があれば、毎日ちゃんと仕事をしてくれているんです。
ぼくは、鉄道会社の指差し確認ってのが好きなんです。
なぜなら、人って忘れるんですよね。
新幹線でも飛行機でも、指差し確認して、声出し確認する。
忘れるし、間違うからこそ、二重三重の安全対策をする。
ぼくは細かい人間なので、現場に行くと、そら気になる点はいくつもありますけど、そこを求めるとやっぱり現場は疲弊するので、そこは仕組みでカバーしないとダメだと思うんです。
このコラムで何度も書いていますが、人はミスをする生き物です。
だからこそ、ミスが起こる前提で物事を組み立てないとダメですし、ミスが起きれば人を責めるのではなく、ミスが起こらない仕組みを作るための教訓しないとダメだと思うんです。
そして、ミスだけではなく、売上や集客も現場のミスと同じで、現場が頑張って上がる部分は多分にあるんですけど、現場が頑張れるのはお客様が来てくださった後であって、商売やビジネスが離陸するまではプロモーションや仕組みにあると思うんです。
つまりそれがぼくの仕事。
売上が悪いのはぼくの責任、売上が下がっているのもぼくの責任。
トイレットペーパーホルダにホコリがついたままなのは、ぼくが作った仕組みの責任なわけです。
現場が頑張れる環境を作るのが、現場じゃない人の仕事だと思いますし、ミスを怒っても仕方ないと思ってるんです。
だって、ぼくも、ミスしまくりますし(w
ゴルフ見たらわかります(笑
話は冒頭に戻りますが、じゃあ、なぜぼくが、インスタで、大喜利をやっているかというと、ある種のチャレンジなんです。
さかもりはお陰様で、ある程度のファンがいらっしゃってくださって、毎日お客様が来てくださいますけど、それは蜃気楼かもしれないといつも思っているんです。
味よし、酒よし、サービスよし、価格よし。
それでも潰れていく店ってのは多々あるんです。
だからこそ、新しい事にチャレンジしていきたいなと。
今にあぐらをかきたくないんです。
明日ダメになるかもしれない。
明日、大きな災があるかもしれない。
だから、だからこそ、今できる事をなるべく、全部やっときたい。
プライドとかいらないんです。
そんな事を思いながら、仕事で行った沖縄の深夜のピノは、深く染み渡ったとさ。
うーん、まとまらなかった(w
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