さかもりの焼鳥日記

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エビの殻

2025.06.14

エビの殻

こないだ海鮮BBQをしたんですけど、やっぱり大きなエビって人気じゃないですか。

ぼくは重度のエビアレルギーなのでエビは食べれませんが、一人2本くらい当たるように大きな有頭エビを買っておいたんです。

一緒にBBQをしていた知人女性の旦那が、熱々のエビの殻を向いてくれたんですけど、それを見て思ったんですよね。

一見、見た目が大きなエビも、向いて仕舞えば、食べる所は割と小さいじゃないですか。

これって、給料と同じだなと。

額面は大きいけれど、手取りは「そんなにも?」というほど小さくなる。

そして、その大きなエビの殻は老人福祉にすべて注ぎ込まれる。

地獄ですよね。

現在の日本社会は、社会保険料が高すぎて、手取りが増えないのは明白であり、労働者を大切にしない国は滅ぶのもこれは明白なのです。

なのに、自民党は国民1人2万円、老人比率が高い非課税世帯と子供には4万円を給付するとかいうアホな事をしている裏で、パートやアルバイトにも社会保険という重税を課す法案を可決させており、でもその1人2万円の給付に白痴は踊るんです。

そして、参議院議員選挙は3連休の中日である7月20日が濃厚で、若者や小さな子供を持った現役世代が投票に行かずに遊びに行く日を選び、利権団体や老人や組織票のみで勝利をしようとしているという姑息。

インフレが進むが、給料のベースアップにそれが追いつかず、その原因は手取りが少ない=社会保険料が高すぎるということであり、現役世代を潰しにかかってきているのです。

もうね、コロナの時にじゃぶじゃぶと金を注ぎ込んだその金はどんどん金融資産や不動産にまわっており、インフレに伴い現金の価値はどんどん下がり、金融資産や不動産が爆上がりしていく。

コロナで加速度的に少子高齢化が進む今、老人福祉を切り捨てるという改革をしない限り、現役世代の豊かな暮らしはないのですが、そこに切り込んだ維新は前回惨敗と政治も及び腰。

もう海外に逃亡するか自衛するしかないんです。

なので、貯金なんかせず、貯金はすべて配当が高めの大手企業の株に変え、少しでも手取りを増やす努力をするしかないと思うんです。

そして政治に関しては行政改革と経済成長を大阪で実現させ、そして既存政党の中で唯一「老人福祉の削減」に切り込んでいる日本維新の会にしか、希望がないというのが絶望的ですが、それでも希望がゼロではないのが救い。

このコラムで何度も書いていますが、仮に消費税が0になったとしても、手取り20万円の人は約2万円しか得をしないのです。

より大きな消費をする金持ちの方が得をするんですよね。

もちろん、長い目で見たら、失われた30年を取り返すには消費税減税は必要ですが、今やるべき事は社会保障・老人福祉の改革であり、それがここ5年でできなければ、我々現役世代の労働者にとっては残酷な未来しか見えないのであります。

そんな事を美味しそうにみんながエビを食べる中、一人悶々と考えているぼくは、やはりどこかクレイジーである事は自覚しています。

でも、エビの殻をムシャムシャと食らい続ける社会保障に、切り込んでもらうしかないんですよね。

BBQのワインの写真がなかったので、BBQ前日に飲んだシャンパーニュを。

744が破格の値段だったので、また飲んでしまいましたとさ。



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