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2022.8.5

十三参りってなに?由来や時期、祈祷方法、服装について

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子どもを持つ親としては知っておきたい「十三参り」。
人によっては、耳にしたことがなかったり、聞いたことはあるもののどのような行事なのか想像がつかない…といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は十三参りについてご紹介します。行事の特徴や、どんなことをするのか、御祈祷方法などに至るまで幅広く触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

十三参りとは

まずは、十三参りとはどのような行事なのかを解説します。
十三参りの概要や由来、当日はどんなことをするのか、などについて見ていきましょう。

十三参りの意味

子どもが13歳になったときに行うお祝いとお参りが、十三参りと呼ばれるものです。
ただし、数え歳で13歳を迎えたタイミングで行うので、実際には4~12月生まれが小学校6年生の年、1~3月生まれが中学校に入学する時期となります。
もともと十三参りは、清和天皇(平安時代の天皇)が成人の儀式を行ったことが始まりです。当時年齢が13歳であり、これを機に風習として国内に浸透しました。

毛筆で漢字をしたためる

十三参りでは、毛筆で子ども本人が漢字を書いて、その半紙をお参りの際に持参します。
選ぶ漢字は本人の自由で、大切にしている漢字や自分の目標を意味する漢字、好きな漢字など何を納めても問題ありません。
ただ、十三参りというおめでたい節目となるので、なるべく前向きな意味合いのある漢字を選ぶことをおすすめします。
お参りの際に、お寺や神社に半紙を持っていったら、ご祈祷を受けましょう。

お参りや記念写真を撮影する

十三参りでは、お参りをするのが一般的です。十三参りの発祥となる「法輪寺」でのお参りが人気ですが、国内どこのお寺・神社を選んでも問題はありません。
自宅から近い場所や、有名な別のお寺・神社など、思い出になるような場所を選んで十三参りをしましょう。

十三参りの正しいご祈祷方法

十三参りをするなら、正しいご祈祷方法について知っておく必要があります。
適切な手順や流れ、各工程の詳細についてご紹介するので、初めてのご祈祷でどうしたらいいのか分からない方は参考にしてみてください。

子どもが好きな漢字を一文字選んで書く

まずは、毛筆を使って好きな漢字を一文字書きます。
前項でも触れた通り、選ぶ漢字にルールはありません。本人の好きな漢字や、自分を表せるような漢字、将来こうなりたいといった目標を意味できるような漢字などを促してみるといいでしょう。
選ぶ漢字に悩むようであれば、漢字辞典を開いて一緒にどんな漢字をしたためるか考えてみるのもありです。
一生に一度の十三参りですから、思い入れのある特別な一文字を選べるよう、大人がサポートしてあげてください。

漢字を書いた半紙を奉納

子どもが漢字を書いた半紙を持って、お寺や神社などへ足を運びます。
半紙は、その場で「一文字写経」として奉納するので、十三参りの際には忘れないようにしてください。
半紙を奉納し、御祈祷を受けたらお守りなどを受け取ります。お守りはなるべく持ち歩くことが好ましいとされているので、カバンや筆記用具入れ、財布など、普段から持ち歩くものに付けておくことがおすすめです。

振り返らずに歩いて敷地を出る

十三参りで参拝を済ませたら、お寺や神社の敷地を出るまでは振り返らずに歩いていきます。
実は、十三参りの由来となった場所である「法輪寺」では、本堂を出てからも渡月橋を過ぎるまでは、振り返ってはならないといった決まりがあるのです。
振り返ってしまうと、十三参り出得た知恵を返さなければならなくなってしまうからと言われています。
もちろん、単なる風習なのでそこまで深く考える必要はありませんが、参道はなるべく振り返らずに歩くことを意識してみてください。

十三参りの服装は?

十三参りは一般的に大人の着物を着ることが多いですが、必ずしも着物でなければならないわけではありません。
そもそも十三参りは、大人に近づいたことをお祝いすることですから、フォーマル感のある服装であれば基本的に問題はないとされています。
最近では、ワンピースや学校の制服をチョイスするケースも増えているので、比較的選択肢は多いといえるでしょう。

十三参りでは写真を残すことも忘れずに

十三参りでは、ぜひ子どもの様子や家族みんなの写真を残してください。
一生に一度しか来ないお祝いごとですから、目に焼き付けるだけではなく、写真に残して後から見返せるようにできるといいですよね。
また、単純に十三参りの様子を撮影するのではなく、漢字を書いた半紙を持って撮影するなど、情景が分かるように工夫してみてください。

おわりに

本ページでは、十三参りについてご紹介しました。
十三参りは、子どもが大人の仲間入りを果たしたことを報告・祝福する行事です。いろいろとやることがあったり、ルールがあったりするので、初めての十三参りを迎えるご家庭はぜひ本ページを参考にしながら、当日の準備を進めてみてくださいね。

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