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2023.1.21

新生児に与える適正なミルクの量はどのくらい?足りないとき&飲みすぎなときのサイン

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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。

           

ミルクは新生児にとって、大切な栄養のもととなります。

だからと言って「たくさんあげればあげただけ栄養になる」というわけではなく、あげすぎても足りなすぎてもいけません。

赤ちゃんが見せてくれるサインにも注目しながら、適正量をあげられているかチェックしてみましょう。

生後半年までのミルクを与える量や間隔

赤ちゃんに与えるミルクの量の間隔は、生後何ヶ月かによっても変わります。

ミルク缶には必ず月齢別の目安量が記載されていますので、必ずチェックしてその範囲内で与えるようにしてください。

多くの場合、生後1週間までの新生児となると、日ごとにミルク量を増やしていくことになります。

生後0日は10ml、1日ごとにプラス10mlと増やしていくのが一般的です。

授乳間隔は大体3~4時間ほどが目安となり、1日に7〜8回与えましょう。

その後、生後1~2週間になると、飲める量が増えていき1度で80mlほどが摂取量の目安となります。

生後3~4週間となるとさらに飲む量が増えていき、1回100~120mlほどになります。

体重によっても適正量が変わりますので、細かく調整してあげましょう。

この頃までは、引き続き3~4時間間隔での授乳となります。

この後、生後1~2ヶ月頃になると授乳間隔は4~5時間となり、1日の授乳回数は5~7回に減ります。

生後1〜2ヶ月であれば、1日のトータルは700~1000mlほどが目安となるでしょう。

1度の授乳で大体140~160mlをほど与えてください。

生後3~4ヶ月頃には160~200mlずつ、1日のトータルで1000~1200mlを目安にします。

生後半年以降のミルクを与える量や間隔

生後半年頃を迎えると、ミルクのほかに離乳食も始まるでしょう。

ミルクの量は、離乳食の進み方に応じて変えていきます。

離乳食の進み具合によっても違いますが、1日のミルクの摂取量はトータルで1000~1400mlほどが目安となります。

1度に大体200~220mlとして、5~6時間間隔を空けて1日に4回ほど与えてください。

離乳食の後にあげるミルクは、ミルクは一度に140~220mlほどでも構いません。

離乳食が1日2回に増えたら、ミルクはさらに減らし1日のトータルは900~1200mlほどが目安になります。

間隔も6~7時間ほどまで空けましょう。

さらに離乳食が1日3回になれば、離乳食の後のミルクは省略しても構いません。

しかしこれらのミルク量はあくまで目安ですので、ミルク缶の表記をチェックしながら与える量を決めてください。

ミルクが足りていないサインとは?

赤ちゃんのミルク量が不十分なときには、体重に顕著な違いが表れます。

やはりミルクが足りていないと、どうしても体重が増えなくなってしまいます。

新生児は生理的体重減少と呼ばれる現象によって、生後まもなくは体重が減ります。

しかしその後は、ミルクが足りていれば順調に体重が増えていくのが一般的です。

体重が増えていないのであれば、赤ちゃんが思うようにミルクを飲めていない可能性が懸念されます。

口の中に乳首や哺乳瓶の先が入っているように見えても、実際はちゃんと飲めていなかった……ということはめずらしくありません。

ミルクをきちんと飲めているのか不安なときにも、体重は見極めるための大事なポイントとなりますよ。

もし、体重増加が1日平均20g未満であれば、注意信号と考えましょう。

うまく飲めていないようであれば、病院などで相談してもいいかもしれません。

また、ミルクを何度あげても短い間隔でミルク欲しがるときにも足りていない可能性が高いと言えます。

ミルクの後に泣いたり機嫌が悪くなったりと満足していない時も、足りていないからと考えられます。

さらに、おしっこの量や回数にも注目しましょう。

極端に少ないときには、水分が足りていないかもしれません。

水分不足に陥っていると、おしっこの回数が減るほか便秘ぎみにもなります。

おむつ換えのタイミングで確認してみましょう。

ミルクが足りているサインとは?

ミルクが十分足りていれば、体重も順調に増得ていきます。

増え方は赤ちゃんによって異なるのですが、少しずつでも増えているのであればそこまで心配いりません。

また、赤ちゃんの調子にも注目してみましょう。

基本的にはよくミルクを飲んでいて、飲んだ後元気そうであれば、十分な量をしっかり飲めていると考えてください。

栄養が足りないとどうしても顔色が悪くなりますが、お肌に弾力がありいきいきしているのであれば、栄養をきちんと摂取できていると言えます。

また、おしっこやうんちが出ていれば、きちんと飲めていると考えてよいでしょう。

おしっこの目安は、大体1日に6~8回となります。

ミルクを飲みすぎているサインとは?

ミルクを飲みすぎていると、体重の増え方も非常に大きなものとなります。

体重増加量が1日に50g以上にもなると、飲みすぎている可能性が高いでしょう。

また、赤ちゃんがミルクをうまく飲めず、口から出してしまうときには、ミルクが多すぎる可能性が出てきます。

しかし、「そもそも哺乳瓶の乳首のサイズが合っていない」などの理由で口から出てしまうこともあるので、飲み方もあわせて確認しましょう。

吐き戻しが多かったり、お腹が膨れていたりするときには与えすぎなのかもしれません。

まとめ

赤ちゃんにミルクを与えるときは適正量の基準を参考にするとともに、赤ちゃんのサインもチェックして足りていないか、多すぎていないか確認しましょう。

十分な量のミルクをごくごく飲んでいる赤ちゃんは、とても愛おしい存在ですよね。

赤ちゃんがミルクを飲むかわいらしい姿は、ぜひハニーアンドクランチで形に残しておきましょう。

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