大阪で七五三の子供写真館撮影スタジオならハニーアンドクランチHOME > 子供写真撮影コラム > 赤ちゃんが眠らないのは睡眠退行かも!その原因と対処方法とは?

2023.1.18

赤ちゃんが眠らないのは睡眠退行かも!その原因と対処方法とは?

122721View

※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。

           

「寝るのが仕事」とも言える赤ちゃんですが、だからと言ってすべての赤ちゃんが、毎日たっぷり眠ってくれるわけではありませんよね。

ときには、むしろ「いつからか赤ちゃんがまったく寝なくなってしまった」と困ってしまうこともあります。

こうした睡眠にまつわるトラブルは「睡眠退行」と呼ばれている状態かもしれませんので、原因や対処法を確認しておきましょう。

睡眠退行とは?

睡眠退行とは、赤ちゃんの睡眠のリズムが不規則になってしまうことです。

多くの赤ちゃんは、生後まもなくのあいだは非常に多くの時間眠っています。

昼も夜も関係なく眠り続ける中で、少しずつ成長しているのです。

しかし、月齢が進むと次第に眠る時間にリズムができ、「夜に眠って、昼間に活動する」という大人と同じペースを掴んでいきます。

しばらくすると夜にまとめて眠ることもできるようになり、大人がイメージする「生活リズム」と同じになるためパパやママも楽に感じられるでしょう。

しかし、一度整ったよう思えた睡眠リズムが突然再び崩れ始めることがあります。

「ちょっと前まではまとめて眠ってくれていたのに……」
「まとめて寝てくれない時期はもう過ぎたんじゃなかったの?」

このように悩んでしまうほど、再び寝つきが悪くなるのが睡眠退行なのです。

睡眠退行が起こる原因とは?

睡眠退行の原因は、月齢によっても違いさまざまな理由が考えられます。

まず、生後4ヶ月頃になると赤ちゃんは、新生児期から次のステップへと進化していきます。

この時期、それまで当たり前になっていたこま切れ睡眠から切り替わってくため、睡眠バランスが変動し、睡眠退行を起こしやすくなってしまいます。

その後には、赤ちゃんの分離不安も起き始めます。

分離不安とは、ママやパパといったいつもそばにいてお世話をしてくれる相手との強い依存関係に陥ってしまうことです。

分離不安が起きると、ママやパパが別の部屋に行ったり、視界から消えてしまったりするだけで赤ちゃんは強い不安を覚えます。

眠りに落ちる瞬間や寝ている時間はママやパパと断絶されるように感じ、怖くて泣き出してしまうのです。

そのほか、生後半年から8ヶ月ほどになると少しずつ歯が生えはじめる子も増えます。

そのとき、歯が生えることに不快感を覚え、歯ぐずりが起こることがあります。

眠るときにも、歯が気になってぐずる、目を覚ましてしまうということが起きやすくなります。

1歳を迎える頃に睡眠退行が起こるケースも

産まれてから、睡眠のトラブルがなくぐっすり眠っていた子であっても、1歳を迎える頃に突然睡眠のトラブルが発生することもめずらしくありません。

1歳前後の時期は、大きく成長することからこれまでできていたことができなくなることがあります。

たくさん動けることができるようになるからこそ、子どもも日常的に落ち着きがなくなることがあります。

できることが増える分、それまでの時期に比べ忙しくなり、たくさんの刺激を受けるため脳が活性化し、落ち着いて眠ることが難しくなるのかもしれません。

刺激の中で感受性も養われると、感情面では不安定になることもあります。

前述した分離不安が、これまでよりも強く出てしまう子もいるかもしれません。

色々な夢を見るようになることから、悪夢を怖がるようになる子もいるとされています。

睡眠退行が起きている時の対処法

これまではすんなり眠ってくれていた赤ちゃんの寝かしつけに手がかかるようになってきたら、まずは生活リズムに注目してみましょう。

新生児特有のこま切れの睡眠のリズムは、いずれ大人と同じ生活リズムにしてあげるためにも、夜にまとめて眠れるよう日中にしっかり身体を動かすように習慣づけましょう。

できるだけ日光を浴びる時間を長くし、公園へ行ったり、お散歩したり、家にいる時もベランダや日当たりのいい場所を選んで活動させてあげましょう。

日中にしっかり活動したあとは、寝室の環境にも注目します。

赤ちゃんによっては、些細な刺激でも目を覚ましてしまうことはめずらしくありません。

例えば、カーテンの質や素材との兼ね合いで、外の光が入り込んでいないでしょうか。

壁や床から伝わる音に赤ちゃんが反応している様子はないでしょうか。

遮光性のカーテンや、壁沿いの防音パネルを導入することで、いつもの寝室でも赤ちゃんが落ち着きやすくなるかもしれません。

赤ちゃんによっては、無音よりもオルゴールの音やホワイトノイズがある方が落ち着けるということもあります。

色んな工夫をしながら、赤ちゃんが一番落ち着いてくれるパターンを探してみてください。

また、室温が暑すぎる、寒すぎるのも寝つきの悪さにつながるため、赤ちゃんの様子を見ながら調整してあげてください。

まとめ

睡眠退行は、多くの赤ちゃんに見られる睡眠がスムーズにいかなくなってしまう現象です。

それまではすんなり眠ってくれていた子、眠った後なかなか目覚めなかった子も突然睡眠退行が起こる場合がありますが、焦らずに向き合いましょう。

日中によく遊ばせて、寝室では落ち着けるように工夫を取り入れることで、次第に生活リズムが整っていくでしょう。

漫画で分かるハニクラ

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます