2022.10.11
妊娠週数ってなに?正しい数え方は?出産予定日の計算方法も確認しよう
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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。
妊娠が発覚したら、気になるのは「いつ頃出産になるんだろう?」ということではないでしょうか。
先々の予定を決める上でも、できるだけ早く把握しておきたいですよね。
そこで妊娠週数の数え方や、出産予定日を算出する方法について解説していきます。
妊娠週数の数え方とは?
妊娠週数は一般的に「妊娠○○週○日」と表記されます。
そして基本的には数えではなく「満」で表記するため「妊娠0週0日」が基準となります。
このとき、基準となる「妊娠0週0日」にあたるのは、最後に生理があった日の初日です。
そのため妊娠週数を数えるときには、まだ妊娠していない期間も計算にいれなければいけません。
だいたい、最後に生理があった日から2週間ほどで排卵日を迎え、そこで受精すれば妊娠となります。
しかしいざ計算しようとしても「最後にいつ生理があったのか、確かでない」ということもあるでしょう。
日にちが不確かなケースでも、エコー検査で確認した胎児の状態から推測できますので心配いりません。
最後に生理があった日から、0~6日は「妊娠0週」、その後、7~13日が「妊娠1週」になるので覚えておきましょう。
妊娠0~1週目の時期はまだ妊娠しておらず、だいたい妊娠2週0日あたりで受精となる……という点がややこしく感じられるかもしれません。
妊娠期間の区分も覚えておこう
妊娠週数がわかったら、そこから「妊娠期間」を割り出すことができます。
妊娠期間には、妊娠初期・中期・後期という区分があり、身体の状態にも違いがあります。
妊娠初期にあたるのは、だいたい妊娠15週6日までです。
妊娠初期と呼ばれるこの時期は、つわりが気になりやすい時期でもあります。
体調が不安定になり、人によっては仕事や家事ができなかったり、日常生活がままならなかったりするでしょう。
16週0日から、27週6日までは妊娠中期とされます。
妊娠中期はいわゆる「安定期」と定義されている時期です。
この頃に入ると、つわり症状も少しずつやわらぎ、流産の可能性も減っていきます。
とは言えまだまだ無理は禁物です。
無理のない範囲で赤ちゃんを迎え入れる準備や、産後の計画を立てはじめていいかもしれません。
妊娠28週0日以降は、妊娠後期となります。
この時期になるとお腹が大きく膨らみ、腰痛などの異変がではじめます。
出産予定日はどのように計算する?
出産予定日となるのは、妊娠40週0日(満280日)です。
つまり最後に生理があった日の初日に280日を足せば、出産予定日を割り出すことができます。
出産予定日を簡単に割り出すための方法として「ネーゲレ概算法」という方法があります。
最後に生理があった日の初日が1月~3月であれば、月に「9」、日に「7」を足すことで予定日を算出できます。
例えば最後に生理があった日の初日が2月7日であれば、予定日は2+9月、7+7日、つまり11月14日前後となります。
最後に生理があった日の初日が4~12月であれば、今度は月から「3」を引き、日には同じように「7」を足しましょう。
5月9日なら、予定日は5-3月、9+7日、つまり2月16日となります。
一方でこの計算方法は「月経周期が28日周期」という前提で導き出されています。
もともと月経周期が不規則であれば、この計算ででてきた日数が必ずしも予定日になるとは限りません。
エコー検査をすれば、さらに信頼できる出産予定日を導き出せるでしょう。
出産予定日はその通りに出産できる?
出産予定日と言っても、必ずこの日に出産できるというわけではありません。
あくまで目安であり、妊娠37週0日〜妊娠40週6日までの期間内であれば、いつ生まれても不思議ではないと言えるでしょう。
お腹の中の赤ちゃんがどのように育っていくか、またいつ生まれてくるかには個人差があり、誰にもわかりません。
妊娠37週以降は、いつ産まれてもよいという気持ちで準備しておきましょう。
「それなら出産予定日を出す必要がある?」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、妊娠週数を把握することは体調管理の上で必要不可欠です。
現在、妊娠何週目なのかわかっていれば「赤ちゃんはだいたいこのような状態だろう」といった推測がしやすくなります。
体調の変化にもある程度予測ができ、事前に準備しておくことができます。
まとめ
妊娠週数や区分、予定日の計算方法は少し特殊ですが、覚えておくと先々の見通しも立てやすくなるでしょう。
産後にはばたばたと忙しくなるため、妊娠後期の時期には産後のことも見通してあらかじめ計画を立てておくことをおすすめします。
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