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2022.12.6

新生児の多すぎる吐き戻しの原因は?病気の可能性もある?予防するには?

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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。

           

子どもは大人に比べてまだまだ未発達な部分が多く、「食べる」「飲む」といった大人が当たり前にしている動作もおぼつかないものです。

特に新生児は、せっかく大切な栄養源であるミルクを飲んでもすぐに吐き戻してしまうことがめずらしくありません。

どうして吐き戻しが起きるのか、またどのように対処すればいいのか、予防策とともに解説していきます。

新生児の吐き戻しはよくあること?

赤ちゃんの吐き戻しは、未発達な身体でよく起きてしまう現象です。

小さな身体のキャパシティよりも多くミルクを飲んだときなど、頻繁に起こるため生理現象のひとつとも考えられています。

基本的には、そのままにしても問題ないでしょう。

しかし、赤ちゃんが「なんだかぐったりしてみえる」「いつもと様子が違う」と感じるのなら、念のため病院へ相談しましょう。

調子が違うように感じたときには、発熱や下痢がないか確認してみます。

これらの症状があれば、病院へ相談してください。

さらに、ぐったりしているときには吐き戻しが喉や気管に詰まってしまった可能性もあります。

そのときには、早急に吐き出させる必要があります。

まず、片腕の上に赤ちゃんをうつぶせ状態にして乗せ、赤ちゃんのあごを少しだけ持ち上げるようにして支えます。

その状態で、もう片方の手を使って赤ちゃんの肩甲骨のあいだを叩き、詰まりをとってあげましょう。

仰向けにした状態で、指で何度か胸のあたりを圧迫することでも、解消できます。

何度かくりかえして、赤ちゃんの状態を確認してください。

もし赤ちゃんの意識がないようであれば、すぐに救急車を呼ぶことをおすすめします。

いつも吐き戻しがあるのはなんで?

吐き戻しの回数や頻度は、個人差が大きいものです。

しかし、あまりにもいつもいつものように吐き戻しがあるのなら、赤ちゃんにとって授乳量が多すぎるのかもしれません。

一度授乳量を調節して、たくさん飲ませすぎずに少しずつ与えてみましょう。

その代わり、少なめの量であげる回数を増やせば、十分な量を与えることができます。

噴水のように大量に吐き戻してしまったときには、病気かもしれないと不安に思うでしょう。

しかし焦らずに、10分ほど赤ちゃんの様子を観察してみてください。

いつもと違う様子がなければ、心配しすぎる必要はありせんよ。

ただ、いつも飲んだものをほとんど吐き戻しているとなると、症状そのものに問題がなくとも栄養不良に陥ってしまう可能性があります。

心配なときには、医療機関に相談するのもひとつの手です。

授乳の間隔を調整してみよう

吐き戻しが多いときには、授乳の間隔もあけてみましょう。

もしかすると、普段の授乳間隔が赤ちゃんにとっては早すぎるのかもしれません。

だいたい2~3時間ほどおいてから、少しずつ飲ませてみてください。

こうすることで吐き戻しの原因につながりやすい飲み過ぎを防ぎやすくなるでしょう。

赤ちゃんはお腹いっぱいなのに、それでもまだミルクを欲しがることもあります。

しっかりと量を飲ませている実感があれば、そのあとは授乳の間隔を置いてあげましょう。

授乳が終わった直後に横抱きに戻すのはやめる

授乳のあとには、赤ちゃんにげっぷをさせるために赤ちゃんを縦抱きにしますよね。

そのあと、げっぷを確認したからといってすぐに横抱きに戻していませんか?

そうすることで吐き戻しが起きてしまうなら、しばらく縦抱きのままにしておいてあげましょう。

胃が発達しきらず逆流しやすい赤ちゃんにとって、姿勢は重要なポイントです。

授乳後もしばらく縦抱きを続けておくと吐き戻しもしづらくなり、必要な量をしっかり身体に吸収できるでしょう。

一方で、身体がやわらかい新生児には縦抱きがかえってストレスになる場合もあります。

抱っこの体勢によって負担がかかってしまい、脱臼などが起こることもあるかもしれません。

頭や首の後ろを手で支えながら、足は赤ちゃんの負担にならないようMの形に開かせてあげてください。

吐き戻し防止クッションを活用するのもいいかも

吐き戻しの原因には、十分にげっぷができていないことも挙げられます。

新生児は、ミルクと一緒に、たくさんの空気を飲み込んでしまいます。

げっぷが十分にできていないと身体に溜まった空気をうまく出せず、空気と一緒にミルクも吐き戻してしまうかもしれません。

縦抱きにして何度か背中をとんとんと叩けば、そのうちに自然とげっぷが出ますが、一度げっぷをしたからといってすぐに回復するわけではありません。

時間をおいてまたげっぷが出たり、そのとき同時に吐き戻しをしてしまったりすることもあるかもしれません。

そんなときには、げっぷをしやすくなるようにクッションを活用するのもおすすめです。

傾斜のあるクッションは、赤ちゃんのげっぷをうながしてくれます。

クッションは赤ちゃんの身体を優しく包んでくれるので、身体の負担を抑えることにもつながります。

身体のバランスをとるのが不安定な新生児であっても、安心して寝かせておくことができ、吐き戻しの防止にもつながります。

まとめ

赤ちゃんはとても繊細なため、少しミルクを飲みすぎただけでも吐き戻してしまいます。

発熱や下痢などの体調不良があれば病院を受診すべきですが、そうでなければ基本的にはそのままにしておいて構いません。

ミルクの量やあげる頻度を調整したり、授乳が終わったあとしっかりげっぷをさせてあげたりすることで、吐き戻しを予防しましょう。

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