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2022.11.15

臨月に吐き気があらわれるのは陣痛の前触れって本当?原因と対処法を確かめよう

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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。

           

一般的に、妊娠中に吐き気などの症状が出やすいのは妊娠初期とされています。

しかし人によっては出産を間近に控えた時期に吐き気や気分の悪さに襲われることもあり、体調の変化によって「陣痛が始まるのかな?」と不安を覚えてしまうかもしれません。

臨月に吐き気の症状が出始めたときには、これからご紹介する内容を参考にしながら適切な対応を心がけましょう。

妊娠初期でなく臨月にも吐き気が起こることがある?

妊娠によって吐き気やむかつきが起こる……ということ自体は、決してめずらしいことではありません。

しかしこうした体調の変化が起きるのは、多くの場合に妊娠初期です。

妊娠初期はつわりの症状が出て、吐き気に悩まされる人も多いですが、赤ちゃんの成長とともに次第に落ち着いていきます。

しかし臨月でまた吐き気がぶり返す、もしくは治らないまま臨月に突入するというケースもあります。

臨月とは、妊娠36週0日から妊娠39週6日までの時期をさします。

出産予定日まで1か月ほどとなり、この時期はいよいよいつ出産となってもおかしくありません。

臨月に起こる吐き気の原因は?

臨月に起こる吐き気は、前駆陣痛の可能性があります。

前駆陣痛とは、本陣痛が来る前に起こる陣痛のことです。

子宮が不規則に収縮することにより痛みが発生し、このとき、腹痛と一緒に吐き気や嘔吐が引き起こされることもあります。 

前駆陣痛は通常の陣痛と違い、痛みが規則的なものでなく不定期です。

痛みの強さについても陣痛と比較すると軽く、生理痛程度に感じる人もいるでしょう。

ただし人によっては、非常に強い痛みがでてしまうこともあります。

そのため痛みが出てきたときに「これは前駆陣痛だ!」「これは本陣痛だ!」と見分けるのは簡単ではありません。

痛みの出方を確認しながら、規則的で間隔が少しずつ狭まっていないか、不規則かという点から確認してみてください。

もし陣痛はなく、単なる吐き気だけであれば胃腸の圧迫によるものかもしれません。

赤ちゃんが順調に成長しお腹が大きくなってくるにつれて、どうしてもママの内臓は圧迫されてしまい、これまでと同じ量の食事をとっていても胃腸に負担がかかりやすくなります。

消化不良、胃もたれ、吐き気などが起きやすくなるため注意しましょう。

そのほかに、妊娠によるホルモンバランスの乱れが吐き気の原因になる場合もあります。

女性ホルモンの一つ、黄体ホルモン(プロゲステロン)は、胃腸や消化器系に影響を与えることがあるため、吐き気が起きやすくなってしまうのです。

臨月の食事で注意しなければいけないこと

このように臨月にはこれまで以上に吐き気が起こりやすくなる傾向があります。

そのため、日頃の食事もできるだけ胃腸に優しいものを選ぶようにしましょう。

ついついスイーツやジャンクフードを食べたくなったり、炭酸飲料や冷たい飲み物が恋しくなることもあると思いますが、甘いもの脂っこいものは胃腸に負担をかけてしまいます。

胃酸の分泌量が増え、吐き気が起こりやすくなるでしょう。

アイスやよく冷えたジュースなどの冷たい飲み物や食べ物も、胃腸を刺激する原因となります。

吐き気あるときにはさっぱりした冷たいものを食べたくなるかもしれませんが、かえって吐き気の原因になりかねません。

食事の量も増やしすぎず、少しずつ数回に分けて食べるように心がけましょう。

一度にたくさん食べすぎてしまうと胃酸が多く分泌されてしまうため、一気に食べるのではなく食事の回数を増やすという形で対応しましょう。

よく噛んで、ゆっくり食べることも大切ですよ。

また、食後にはお腹がますます重く感じられてしまい、ごろりと寝っ転がりたくなるかもしれません。

しかし食後すぐに横になってしまうと、食べたばかりのものが逆流する原因となってしまいます。

そのため食事の後、2時間程は横にならないようにしてください。

その代わりクッションに背中を預けるなど、身体が楽になる体勢を取って休息するのは構いませんよ。

夕食の時間が遅すぎることでも、やはり逆流を招きやすくなるので食事は就寝時間から逆算してください。

臨月の吐き気に関して注意すること

臨月の吐き気が気になるときには、日常生活でもさまざまな面に注意したいものです。

第一に、体調に異変を感じたら無理をしないことです。

臨月となると、いつ陣痛がはじまるかいよいよわかりません。

大事な用事を入れる機会も少なくなると思いますが、そのほかにも「今日中にこれをやってしまいたい!」など自分で予定を決めたことで、それに振り回されることがないようにしたいものです。

「どうしても今日これをやる!」など縛られず、体調に不安があればすぐにスケジュール調整をしましょう。

吐き気があるのに、無理をしてしまうとママの身体にも赤ちゃんにも悪影響を及ぼしかねません。

また、吐き気の原因は衣服や下着の締め付けによる場合もあります。

ただでさえ臨月は、お腹周りを中心にますますサイズアップする時期です。

これまでと同じサイズの衣服や下着で、無意識に身体を圧迫しないようにしてください。

締め付けのないワンピースを選んで着用するなど、少しでもゆったり過ごせるような服装を心がけましょう。

また、睡眠不足も吐き気を招く原因になります。

臨月になり身体がますます重くなると、夜うまく眠れない、胎動で起きてしまうといった機会も増えるものです。

しかし睡眠が足りていないと自律神経が乱れやすくなりますから、睡眠時間を意識的に長くとるようにしてください。

あわせて、ストレスがたまらないようにうまく息抜きをしていくのも大事です。

体調がよければ気分転換をする時間も意識的にとってくださいね。

まとめ

臨月には、ふたたび吐き気が引き起こされやすくなる人も少なくありません。

食べる物や日常生活にも気を遣って、体調を優先した生活を心がけましょう。

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