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2022.12.13

離乳食には卵を取り入れるべき?卵黄、卵白それぞれの進め方のポイントと適切量

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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。

           

離乳食がはじまったら、赤ちゃんには色んな食べ物を与えてあげましょう。

その中でも特に、栄養の多い卵はうまく活用すべき食材と言えます。

一方でアレルギーも気になるため、どのように与えればいいのか、進め方について詳しく解説していきましょう。

離乳食として卵を与えるときの進め方

赤ちゃんに離乳食として卵を使えるようになると、レシピやレパートリーが増えていきます。

毎日の離乳食に悩んでいる人にとって、救世主と言える食材でしょう。

ところが卵は、アレルギーを起こしてしまう可能性が高いのも特徴です。

そのため、時期を見ながら丁寧に与えていかなければいけません。

基本的に離乳食を進めていくときには、おかゆや野菜のすりつぶしといったメニューからはじめていく必要があります。

豆腐、白身魚、卵といったタンパク質を多分に含んだ食材は、アレルギーの可能性も考慮しそのあとに与えていきましょう。

炭水化物やビタミンを摂取するのに慣れてきたら、先に豆腐や白身魚を与えてタンパク質に慣れさせてください。

そのあと、卵を少しずつ与えていきます。


卵を与えはじめる時期の目安は、離乳食をスタートしてからだいたい1ヶ月経ったころです。

そのため、生後6ヶ月頃を目処にして卵黄を与えはじめてください。

卵白をあげるのはそこからさらに1ヶ月程度経って、卵黄をひとつ食べられるようになってからとなります。

これは、卵白のほうがさらにアレルギーが出やすいためです。

まず卵黄を与えた段階でアレルギーの反応があれば、卵白は与えないようにしてください。

卵白は生後7ヶ月~8ヶ月経ち、離乳食中期になったらはじめてください。

卵黄をスタートする時期が遅ければ、それにあわせて卵白も遅らせてください。

赤ちゃんがきちんと食べられるかもチェックしながら、焦らずに進めていってくださいね。

ちなみに卵黄と卵白を分けるときには、固ゆで卵を使うと楽です。

水から卵をゆで、沸騰してから15〜20分ほどすると、固めにしあがります。

離乳食で卵黄を与えるときの進め方

離乳食でまず卵黄を与えるときには、とにかく少量から与えるのが大事です。

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだまだどんなアレルギーがあるのかわかりません。

いきなり小さじで与えてしまうと、赤ちゃんにとって大きなストレスとなるかもしれません。

耳かきの先につけるようなイメージで、ほんの少量から与えて、異変がないかよく確認してください。

大丈夫そうなら、次は小さじ1/2、次は小さじ1、さらに小さじ2と増やしていきましょう。

それも大丈夫そうなら次は卵黄1/2、さらに卵黄3/4と増やしていき、卵黄をひとつ食べられるところまで増やしていきます。

卵黄を与えるにあたって、万が一、なにかあったときのために準備しておくことも非常に大切です。

慣れていないうちは、病院が開いている平日の日中を意識しながら食べさせてあげましょう。

卵黄をあげる頻度については、専門家のあいだでも見解が異なっています。

毎日あげてもいいという意見もあれば、数日おきにしたほうが安全である、という見方もあります。

数日おきにしたほうがいいとされている理由としては、卵は遅発性アレルギーが懸念されることが挙げられます。

食物アレルギーには、食べた直後から症状がでるものもあれば、症状があらわれるまでに時間がかかるものもあります。

数日後に症状が現れるのが心配であれば、念のため連続して食べさせずに数日置きに与えた方がいいかもしれません。

離乳食で卵白を与えるときの進め方

卵黄をひとつ問題なく食べられたら、次は卵白です。

卵黄ではアレルギーが起こらないことをきちんと確認できたら、卵白も与えていきましょう。

もちろん、「卵黄で大丈夫だったから」と言って卵白でもアレルギーが出ないとは限りません。

そのため卵白を与えるときはさらに気を遣い、耳かき1さじ分からはじめ、2さじ、次は1g、次は2g……と細かく刻んでいきましょう。

卵黄と同じく、アレルギーが心配であれば数日置きに与えてください。

加熱した方がアレルギーが出にくくなると言われているので、よく火を通すことも意識しましょう。

卵は赤ちゃんに与えないほうがいい?

このように、たくさんの注意点があることを考えると「赤ちゃんに卵を与えてはいけないのでは?」と思ってしまうかもしれません。

しかし、赤ちゃんに卵を与えてはいけないかと言えば、そんなことはありません。

むしろ、栄養のことを考えるのであれば卵は赤ちゃんにもどんどん与えるべきとも言えます。

卵は豊富なタンパク質のほかにビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富で、完全栄養食と言われています。

体内で生成できない必須アミノ酸が9種類、全部含まれていることからも、ぜひ食べた方がいい食材と言えます。

アレルギーの心配がなければ、健やかな成長のためにたくさん与えてくださいね。

まとめ

卵はアレルギーがでやすい食材のため、赤ちゃんの離乳食に導入するときは格別の注意が必要です。

まずは卵黄から少しずつ与え、問題がなければ卵白も与えてください。

不安があれば数日置きに与えるとともに、赤ちゃんのようすに変化がないかよく観察しましょう。

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