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2022.11.27

ベビー服に必要な水通しとは?やり方は?いつまでやらなきゃいけないの?

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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。

           

赤ちゃんの負担を抑えるためにも、着用するベビー服には「水通し」をしてあげましょう。

そこで、水通しのやり方や手順、注意しなければいけないことなど基本的な情報をご紹介していきます。

はじめて水通しをするときや、改めてやり方を確認したいときにはぜひ参考にしてください。

ベビー服の準備「水通し」とは?

赤ちゃんが心地よく衣服を身につけるために、ベビー服は「水通し」をする必要があります。


水通しとは、着用前にベビー服をいったん水洗いしておくこと。

なぜ水通しが必要かというと、水通しをすることによって赤ちゃんが着用したときに汗を吸い取りやすくなるためです。

購入したばかりの新品の衣服は、糊がきいているものも少なくありません。

パリッとしていて見た目にも清潔感があり気持ちいいものですが、実際に着用する上では糊が汗の吸収を妨げてしまうというデメリットがあります。

そのまま着用しても大きな問題があるわけではないのですが、赤ちゃんはとても新陳代謝がよく汗をかきやすいものです。

衣服できちんと汗を吸い取ることができないと、赤ちゃんにとっては不快な状態が長く続いてしまいます。

水通しには、ベビー服を衣服の本来の状態に戻し、こうした不快な状態から赤ちゃんを解放する目的があります。

そのほかに、購入したばかりの衣服といえど、まったくきれいな状態と言えるわけでもありませんので、実際に身につける前には有害物質を取り除く目的があります。

赤ちゃんのお肌はとてもデリケートで、ちょっとした刺激にも過剰反応してしまいます。

衣服に付着しているホルムアルデヒドなどに赤ちゃんが触れてしまったときには、炎症を招くこともあるでしょう。

ホルムアルデヒドは水に溶けやすいことから、水通しを行うことで清潔な状態へ導きやすくなるかもしれません。

水通しの方法と手順

それでは早速、水通しの方法や進め方について解説していきます。

水通しは、洗濯機を使って行うこともできます。

洗濯機で水通しを行うときには、洗剤を使わずに優しく水洗いしましょう。

洗濯機では「ソフト」や「弱洗い」といった、優しく洗い上げるコースを選択します。

型崩れが気になるタイプの服を洗うときには、ネットに入れて洗うことをおすすめします。

洗濯が終わったら干して、あとはいつも通りに着用させればOKです。

さらに、手洗いでの水通しもできます。

そのときには、清潔な洗面器などに水をはり、そこに衣服を浸してください。

こちらも洗濯機で水通しをするときと同じように洗剤を使う必要はなく、軽くもみ洗いをします。

洗い終わったら、よくすすぎ、しっかり絞って干してください。

干すときは必ず、天気のいい日に天日干ししましょう。

生乾きの状態だと菌が繁殖してかえって不衛生な状態になりますので、注意したいものです。

水通しをするときの注意点

そもそも水通しは前述のように、赤ちゃんにとって着心地がいい状態にするために行います。

そのため、水通しをしたことでかえって衣服が汚れてしまった状態では、逆効果になってしまいます。


水通しをするときには、使用する洗濯槽や洗面器をきちんときれいな状態にしておきましょう。

特に洗濯槽は、毎日使っていても知らず知らずのうちに汚れてしまうものです。

カビなども目が届かない場所で繁殖している可能性があり、一見きれいに見えても実はカビまみれ……ということもあります。

水通しをする前には、一度洗濯槽クリーナーを使ってきれいな状態にするように心がけましょう。

また、洗う前には衣服にあるタグをしっかりチェックして、洗濯表示に従って洗うようにしてください。

ベビー服にも、大人の服と同じように洗う上でさまざまな配慮が必要になります。

むしろデリケートな赤ちゃんが着られるよう、大人の服以上に細かな気配りを持って作られている場合もあります。

せっかくの水通しで縮みや型崩れが起きてしまった、という悲しい事態にならないよう、丁寧に扱いましょう。

水通しをするタイミングは?

ベビー服の水通しを行うタイミングに決まりはないものの、できるだけ早めに行うことをおすすめします。

ベビー服を購入したままの状態にしていると、いざ着用させたいときに「まだ水通しをしていなかった!」ということになるかもしれません。

水通しをしたあとは干さなければいけないことも考慮して、天気のいい日があればまとめて水通しをしておくことをおすすめします。

早いうちにしておく方がよいため、できれば妊娠中にまとめてやっておきましょう。

しかし臨月になると、いつ赤ちゃんが産まれても不思議でないタイミングとなりますから、それ以前にやっておくのがおすすめです。

産休に入ってすぐなど余裕のあるタイミングでやっておくと安心ですね。

こうして準備するベビー服ですが、赤ちゃんが大きくなるたびに毎回やっていくとなるととても大変です。

実際、水通しは「しばらくやり続けなければいけないもの」というわけではありません。

出産準備の時だけ行う人もいれば、その後しばらく続けたという人もおり、水通しを止めるタイミングもさまざまです。

お肌が荒れやすい子の場合は長く続ける方がよいのですが、特に問題がなければすぐに辞めても構いません。

赤ちゃんのようすをみながら判断しましょう。

まとめ

水通しとは、赤ちゃんが着用する前にベビー服を一度簡単に水洗いすることです。

こうすることで新品の服の糊がとれ、赤ちゃんが着用したときにしっかり汗を吸収し着心地がよくなります。

しかし洗濯槽や手洗い用の洗面器などが汚れていては本末転倒ですから、衛生面に気をつけて洗うようにしてください。

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