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2023.1.11

自転車の前乗せは何歳から何歳までしていい?後ろ乗せとの違いは?

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毎日の移動に自転車を使用している人は多いと思いますが、子どもがいるとなかなか思い通りに運転できないように感じてしまうかもしれません。

そこで自転車の前乗せは子どもが何歳頃からできるのか、あわせて何歳頃までしていいものなのか解説していきましょう。

また、前乗せと後ろ乗せではどのような違いがあるのかについても紹介していきます。

自転車の「前乗せ」とは?

自転車には「前乗せシート」と呼ばれるシートを設置することによって、子どもと一緒に自転車に乗れるようになります。

前乗せシートはその名前の通り、自転車の前方に設置するタイプのチャイルドシートです。


「専用設計タイプ」と「ハンドル後付けタイプ」がありますので、使い勝手にあわせて選びましょう。

専用設計タイプとは、もともと子どもを乗せるために作られている自転車に前乗りシートを設置するタイプのことです。

子どもを乗せる前提で作られているため、なんといっても高い安全性が魅力です。

万が一転倒してしまったとしても、子どもの怪我につながりにくくなります。

乗っている子どもの体重はハンドルにかかることから、ハンドルを操作する際にふらついたり不安定になったりもしにくいでしょう。

一方で、専用の自転車でないと設置できない点が難点です。

さらに、荷物入れの位置に子ども用のシートを設置することから大きな荷物は運びにくい点にも注意しましょう。

対してハンドル後付けタイプは、ハンドルに前乗りシートを引っかけることによっって設置するタイプです。

こちらのタイプなら、手持ちの自転車が専用自転車でなくても簡単に取り付けることができます。

子どもを使わないときにはシートを外すだけでよく、荷物を運ぶときにも困らないでしょう。

一方で比較的操作が難しく、カーブなどでは特にフラつきやすくなります。

子どもの体重はハンドルの手前に集中するため、慣れるまではゆっくりと丁寧な走行が必要になります。

自転車の前乗せはいつから?

自転車の前乗せは、子ども連れでも安全に自転車に乗れるという大きなメリットがあります。

一方で、子どもが幼すぎるとシートにきちんと座っていることが難しくなってしまうでしょう。

一般社団法人製品安全協会のSG基準によれば、前乗せができる基準は「子どもの身長が70cm以上、体重が8kg以上」だそうです。

子どもの成長を見極めながら、前乗せのタイミングを伺ってください。

しかし、これはあくまで目安に過ぎません。

「基準は超えているけれど、一人で大人しく座ってくれそうで危ないかもしれない」など、不安があるときには前乗せはやめた方がいいでしょう。

特に、安定して座るのが難しいときには転倒や落下のリスクがあります。

大きな事故を避けるためにも、少しでも不安があれば前乗せはしないことをお勧めします。

自転車の前乗せはいつまでしていい?

同じく一般社団法人製品安全協会のSG基準によれば、前乗せシートが使えるのは「子どもの身長が100cm以下、体重が15kg以下まで」の期間とされています。

こちらもあくまで目安であることを意識しながら、前乗せのタイミングを見計いましょう。

前乗せシートはタイプによって「対象年齢4歳まで」というように、数年に渡り長く使えるものとして展開されているものもあります。

しかし大抵の場合、大体3歳頃までには体重が15kgほどになるでしょう。

「指定されている対象年齢はまだ迎えていないから」と考えるのではなく、子ども一人ひとりの成長にあわせて考えましょう。

子どもがしっかり座れるようになれば、前乗せではなく後ろ乗せシートを使うのも一つの手です。

前乗りシートは子どもの成長によってハンドルを取られたり、視界を遮られたりしやすくなってしまうため、検討してみてください。

自転車の前乗せと後ろ乗せはそれぞれどう違う?

自転車の前乗せでは、運転中も常に子どもが視界に入ることとなります。

そのため、子どもの様子を常にチェックできるのが大きなメリットです。

「急に子どもが喋らなくなったけど、どうしたんだろう?」というような不安も感じにくく、一緒に同じ景色を楽しんでコミュニケーションをとることもできるでしょう。

一方で、安定感については後ろ乗りよりも劣ります。

体重の移動によってハンドルが取られやすく、子どもを乗せたり降ろしたりするときにも自転車を倒してしまう可能性があります。

子どもが成長してからは、視界に常に子どもがいることによって前が見にくくなることもあるでしょう。

後ろ乗りのタイプであれば、 子どもの体重がハンドル操作に影響することは少なくなります。

子どもの体重が順調に増えてきたときにも、その都度ハンドルに遠心力がかかってしまうようなことはありません。

ある程度大きくなってからも、安定した走行を実現しやすくなるでしょう。

視界に子どもが入ることがないため、前方を見通しやすくなり安全に走行できます。

一方で、子どもの様子を確認できなくなる点は後ろ乗せシートのデメリットでしょう。

もし子どもが危険な乗り方をしていても気付くのが遅くなってしまえば、事故にもつながりかねません。

走行時には、十分な注意が必要になります。

まとめ

自転車には前乗せシートと呼ばれるシートを設置することによって、子どもを前に乗せることができるようになります。

シートにはタイプがありますので、持っている自転車にどのようなシートが設置できるのか確認してみてください。

前乗せに適した年齢や身長、体重の基準はありますが、あくまで目安ですから実際に子どもがどのような様子なのか確認しながら利用を決めてください。

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