2022.11.10
赤ちゃんが長時間なにをしても泣き止まないのは病気?「魔の三週目」の恐ろしさ
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赤ちゃんが泣くときには、通常「お腹がすいた」「眠たい」「オムツを変えてほしい」といった要望があります。
しかしときには、そうした要望のどれにも当てはまらないのにも関わらず赤ちゃんが泣き続け、どうしたらいいかわからず打つ手がなくなってしまうこともあるでしょう。
生後まもなくのこうした現象のことを「魔の三週目」と言いますので、どのような特徴があり、どのように対処すればいいのか解説しましょう。
魔の三週目とは?
魔の三週目とは、生後三週目もしくはそのあたりで訪れる、赤ちゃんがグズグズと泣き止まない時期のことです。
いわゆる「イヤイヤ期」のように、子どもは独特なバイオリズムによって不安定になることが珍しくありませんが、魔の三周目もその一つと言えるでしょう。
パパやママにとっては、はじめて経験する「魔の周期」となり、悪戦苦闘してしまうかもしれません。
魔の三周目には、おっぱいやおむつのような変化もなく、原因がわからないまま赤ちゃんが泣き止まなくなります。
昼夜問わず寝ぐずりをしたり、それまではスムーズに入眠できていたのに寝なくなってしまったり、あまり泣かなかった子が大声で泣くようになったりと魔の三週目にはさまざまな変化が見られます。
もちろんすべての子に必ず起こる現象ではなく、何事もなく三週目以降に入っていく子もいるでしょう。
まず「そのような現象がある」ということを認識しておけば、焦らず対応できるようになるはずです。
魔の三週目の現象が起きてしまう原因は?
魔の三週目の現象が起きる原因は、明確には解明されていません。
しかし、生後まもなくの時期から少し時間が経過し、赤ちゃんも成長したことによって、いろんな感覚を知覚できるようになったことが原因ではないかという見方もあります。
目や耳、肌の感覚が育っていない状態のときには、何かに触れたとしてもあまりなにも感じません。
しかし順調に育っているからこそ、少しの音や光が刺激として感じられるのです。
結果として、それまでよりも刺激に敏感になることで睡眠ができにくくなったり、泣いてしまったりするようになるのです。
こうした明確な原因のない、赤ちゃんの泣き方は「コリック」と呼ばれています。
1日に3時間以上、1週間に3日以上といったペースで起きることが多く、個人差はあれど成長につれ減っていくものです。
焦らず、赤ちゃんが順調に成長できている証拠と考えましょう。
コリックの特徴
全身を使って激しく泣いている赤ちゃんの姿には、どうしても心が痛みますよね。
「もしかして、どこか痛い思いをしているのでは、病気なのでは」と心配になってしまいますよね。
しかしコリックには、次のような特徴があります。
・生後三週ごろから少しずつ見られてくる
・生後6~8週になるとピークを迎える
・夕方の時間に突然泣きだす
・原因がわからず急に泣きはじめる
・普段泣き止むようなあやし方をしても効果が感じられない
・数時間単位で長く泣いている
・痛みがあるかのような泣き方
痛みを感じているような仕草も、コリックの典型的な泣き方と言えます。
しかし便のようすがおかしかったり、噴射するように吐いていたりしたら、病気の可能性を疑った方がよいでしょう。
魔の三週目の寝かしつけのコツ
「眠そうにしているのに、泣いてばかりでなかなか寝てくれない」
こんな事態に陥りやすい魔の三週目では、これまでよりも神経質に環境を整えてもいいかもしれません。
例えば、室内の気温は適切でしょうか。
寒さや暑さを気にかけて、毛布を一枚足してみるなど随時工夫してみましょう。
赤ちゃんが興奮してしまう原因になるテレビや明かりは早い段階から消しておき、寝やすい環境を整えるのもいいかもしれません。
また、赤ちゃんが落ち着くために「音」を活用するのも手です。
動画サイトを閲覧してみると「赤ちゃんが落ち着く音」の動画が見つかります。
例えば胎内に近い音などを流すことで、赤ちゃんが心穏やかになりスムーズに眠れる可能性があります。
そのほかにも特定の楽曲、楽器の音、換気扇の音などを聞かせると落ち着く子もいるようです。
色んな音を試しながら、赤ちゃんが好きな音を探してみてください。
ママの子守唄によって落ち着いていった……という赤ちゃんもいるでしょう。
抱っこしたりおくるみをしたりしながら歌を歌ってあげると、次第にうとうとしてくるかもしれません。
また、車に乗せるとすぐに寝てくれるという子もいるようです。
泣いてしまってらちがあかないときには、外に出ることでママも赤ちゃんも気分転換になるかもしれませんね。
まとめ
魔の三週目という言葉があるほど、赤ちゃんがどうしても泣きやまない状態に陥ってしまうことはめずらしいことではありません。
ママも焦らず、赤ちゃんと向き合ってあげましょう。
思わぬきっかけから「うちの子はこれをすると寝てくれる!」というものが見つかるかもしれませんので、積極的に探してみてください。