2019.10.18
子どもの写真はSNSにアップすると危険?その理由と注意点
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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。
スマホで子どもの写真を撮影したあと、SNSを通じて人と共有することが習慣になっている人は多いのではないでしょうか。
ところで「SNSに子どもの写真を投稿するのは危険」という話を、聞いたことがありませんか?
その理由や、投稿する際の注意点について解説していきましょう。
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写真の拡散によって犯罪に巻き込まれるリスクが高まる
以前「タレントがSNSに投稿した写真を見て、瞳に映り込んだ景色から住所を特定した」として、ストーカー容疑で逮捕された男性のニュースが報道されました。
こうした例のように、SNSに投稿される写真にはさまざまな情報が含まれており、悪用されれば犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。
SNSに写真を投稿するということは、どこの誰かも分からない相手に自分の子どもの存在を知らしめるということです。
「私のアカウントはフォロワー数が限られているから、少しくらい大丈夫」と思うかもしれませんが、実際に誰にどのくらい見られているか知ることは簡単ではありません。
住んでいる場所や両親(あなた)の情報が漏れれば、それを参考に知人を装って子どもに接触することもできてしまいます。
個人情報が流出しかねない
「これなら大丈夫だろう」と思うような何気ない写真であっても、さまざま情報が含まれています。
例えば、子どもが公園で遊んでいる写真だけでも、遊具の種類や色などの景色から「どこの公園か」という情報を特定できます。
また「今日は運動会!」という言葉とともに子どもの写真を投稿すれば「その日に運動会が開催されている学校・保育施設」というヒントから、通っている施設、さらに住んでいる場所まで特定できてしまいます。
もちろん子どもの顔や体操服からも個人を特定できますから、これらの情報を組み合わせれば前述のような犯罪に巻き込まれるリスクが高まってしまうのです。
子どもの将来に影響を与える可能性がある
また、一度SNSに投稿した写真は「自分の手を離れたもの」と考えましょう。
と言うのも投稿した写真は、インターネットに接続できるすべての人が自由に保存・改変できてしまいます。
悪意のある人物によって、投稿した写真がまったく別の意図で取り扱われたり、まったく異なる意味を添えて拡散されたりする可能性もあります。
自分にとっては「遠い昔に投稿した古い写真」であっても、インターネット上に残り続ければ関係ありません。
そして、子どもがある程度大きくなってから、インターネットを介して古い自分の写真と再び出会うこともあるでしょう。
たとえ悪用されなかったとしても「子どもがある程度の年齢を迎えてから見直したときに嫌がられないか」という基準を設け、投稿する写真をよく選ぶことも大切です。
友達や場所にも十分配慮をする
また、SNSに写真を投稿する際に重要な基準の一つとして「自分の子ども以外が写っていないか」をよく確認しましょう。
「私は多少リスクがあっても自分の子どもをSNSに載せたい」という人もいれば「絶対に子どもを載せたくない」という人もいます。
友達との集合写真はもちろん、自分の子どもをメインにとらえた写真でも背景に他の子が写っているのであれば、切り取ったりスタンプで隠したりといった配慮が必要です。
また、撮影場所にも注意しましょう。
例えば図書館や児童館など「施設内撮影禁止」と言われている場所で気づかず写真を撮影し、SNSにアップすることはいわゆる「炎上」につながりますので、気をつけてください。
さらに「近所の公園」「最寄りの駅」などのワードを添えて、場所や風景が分かる写真の投稿も、前述のような個人情報漏えいの危険があります。
子どもの写真をSNSに投稿したいときは?
子どもの写真をSNSに投稿するのであれば、個人情報が特定されるような情報を載せないように注意してください。
そして、子どもの顔はスタンプで隠すなどの配慮も必要です。
できるだけそのままの状態で投稿したいのであれば、アカウントに鍵をかけて一般非公開にし、フォロワー限定公開をしましょう。
フォロワーも信頼できる人のみに限定し、誰か分からないアカウントはうかつに閲覧許可しないように気をつけてください。
また、特定の友人や家族で共有する目的ならSNSではなくクローズドなアプリを利用することもおすすめです。
子どもの写真を共有するのに特化したアプリも展開されていますので、使いやすいアプリを探しながら子どものプライバシーをしっかり守りましょう。
まとめ
子どものかわいい表情を写真におさめたあとは「いい写真が撮れたから、みんなに見てもらいたい!」と思ってしまいますよね。
しかし、今回ご紹介したように子どもの写真をSNSにアップすることにはさまざまなリスクがあります。
きちんと理解し、リスクを抑えながらSNSを活用したいものです。
スタッフは全員女性の
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