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2022.12.17

突然のぐずりや夜泣きはメンタルリープかも?原因と対策を知っておこう

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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。

           

赤ちゃんを育てる上で大事な時期となる、「メンタルリープ」と呼ばれる時期をご存知ですか?

もし、「赤ちゃんのようすがいつもと違う気がする」「前よりもよく泣くようになってしまった」と感じているのなら、メンタルリープの可能性があります。

どうしてメンタルリープが起きるのか、メンタルリープにはどのように対処すればいいのかなど、詳しく解説していきましょう。

メンタルリープとは?

メンタルリープとは、産まれたばかりの赤ちゃんが、ある時期急激に脳が発達することです。

赤ちゃんの脳は、すさまじいスピードで発達していきます。

そのスピード感は、赤ちゃんにとっては慣れない変化であり、これまでの感覚と違うことから居心地の悪さを覚えるでしょう。

結果として、これまで以上にぐずりや夜泣きをするようになります。

メンタルリープは見た目でわかるものではないので、近くで日々観察しているママやパパでも「これがメンタルリープか」と理解するのは難しいでしょう。

その分、赤ちゃんがよくぐずるようになった、泣き止まなくなってしまった、といった異変という形で表出します。

子どもが理由のわからないまま妙にぐずっているときには、近くで見ていると不安になってしまうのではないでしょうか。

体調が悪い、病気を抱えているなどの原因があるのではないかと心配になってしまいますよね。

しかし実際には、脳が順調に成長しているからこそ起きることと考えられるのです。

メンタルリープはいつ起きる?

メンタルリープは、生後20ヶ月に至るまでのあいだに10回経験するとされています。

それぞれ、出産予定日から5週目、8週目、12週目、19週目、26週目、37週目、46週目、55週目 64週目、75週目に起こるとされています。

これらの時期のメンタルリープをくりかえす中で、少しずつ成長していくのです。

例えば、大人にとって当たり前である五感を活用すること、手足を自由に使うことも、赤ちゃんにとっては「当たり前」ではありません。

まず、ぼんやりと目が開いて「なにかが見えている状態」を認知し、「見る」ことができるようになります。

そのあと、司会に入る自分の手足を見て「これはなんだ?」と驚いたり、「自分で動かすことができる!」と気づいたりします。

このような経験を一つずつ積み上げていく中で、身の回りのことが少しずつ「当たり前」になっていきます。

メンタルリープは、大人からすれば「常識」と言えるような物事の流れを認識するためにも大切な時期ですから、前向きに見守りたいものです。

メンタルリープでパパやママがすべきこと

メンタルリープに差し掛かった赤ちゃんは、しばらくご機嫌ななめの状態が続くかもしれません。

そして「これをすればメンタルリープが落ち着く」という対処法はありません。

ママやパパにとってはつらい時間も多いと思いますが、まずは「メンタルリープというものがある」ということを理解することが大事です。

赤ちゃんがどうしようもなくぐずっているときも「なんでこんなに泣いているの?」とわからないときと、「メンタルリープの期間なんだ」とわかっているときでは印象が違いますよね。

「成長の証拠なんだ」「病気ではないんだ」と理解することだけでも、少し楽になれるのではないでしょうか。

パパやママが抱える不安は、赤ちゃんにも伝わってしまうものだからこそ、メンタルリープを念頭に置き焦らず対応しましょう。

メンタルリープを起こしている赤ちゃんには、イライラが伝わってしまわないようできる限り優しく話しかけてみることも意識してみてください。

自分でもよくわからない理由で混乱してしまっている赤ちゃんにとって、パパやママの優しい声かけはそれだけで癒されるきっかけになるかもしれません。

そしてもちろん、言葉の教育や大切なコミュニケーションにもなります。

不安を取り除くためにも、赤ちゃんへの声かけはぜひどんどんやってみるべきでしょう。

さらに、積極的にスキンシップをとってみるのもおすすめです。

話しかけながら、お肌を触れ合わせることで赤ちゃんも体温を感じ、癒されていくでしょう。

抱っこ、おんぶ、背中や頭を撫でてあげるといったスキンシップを積極的に行うことによって、赤ちゃんの不安を取り除いてあげましょう。

赤ちゃんの不安を取り除くための対処方法

機嫌が悪い赤ちゃんを見ているのは、パパやママもつらいものがあるのではないでしょうか。

少しでも赤ちゃんが落ち着けるよう、メンタルリープの時期が近づいてきたら少し注意を払ってあげましょう。

例えば、適切な睡眠リズムを作ってあげることも大切です。

メンタルリープをきっかけにして、寝つきが悪くなりいつものように眠れなくなってしまう赤ちゃんも少なくありません。

「寝たいのに眠れない」という状況は、大人でもつらいですよね。

そのため、メンタルリープが近づいてきたらあらかじめ生活リズムを整えて眠りに落ちやすい環境づくりをしたいものです。

例えば、昼間にはいつもよりたっぷりと遊ばせる、できるだけ外に出て太陽光をしっかり浴びさせるなど。

あらかじめこうした工夫をしておくことで、「眠れなくてイライラする」という状態から解放されやすくなるかもしれません。

また、赤ちゃんも成長の中で、少しずつ自我が芽生えてきます。

「自分でやりたい」「試してみたい」というような自立的な行動も増えますから、なるべく尊重してあげましょう。

メンタルリープの不安定な時期は、ちょっとしたイライラから大爆発してしまうこともめずらしくありません。

なるべくなら赤ちゃんがしたがっていることをサポートして、さらに自立心を促してあげましょう。

まとめ

メンタルリープとは、赤ちゃんの成長に必要不可欠な脳の成長する期間のことです。

赤ちゃんも、はじめてのことが続いて混乱し、イライラしたり泣いたりぐずぐずしたりと、不安定になってしまいます。

不安や焦りは伝染してしまうものだからこそ、パパとママはそんな赤ちゃんのこと理解して、優しく接してあげるように心がけましょう。

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