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2022.11.25

離乳食の2回食はいつからはじめる?与え方のコツは?注意点も解説

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※本コラムは株式会社BLJが運営しており、記事の内容・正確性の責任はBLJが有します。

           

順調に成長してきた赤ちゃんには、少しずつ食事の回数を増やしていく必要があります。

離乳食に慣れてきたら、赤ちゃんのようすを見ながら、適宜、2回食へと切り替えていきましょう。

いつ頃から与えればいいのか、与え方のコツ、注意点など覚えておきたいポイントをまとめてご紹介いたします。

離乳食の2回食とは?

はじめはミルクのみで栄養をとっていた赤ちゃんも、少しずつ色んなものを食べられるよう訓練していかなければいけません。

そのために用いられる離乳食ですが、慣れないうちは1度、そして少しずつ2回、3回と回数を増やしていきます。

赤ちゃんが日に一度の離乳食をしっかり食べるようになってきたら、2回食へとステップアップしましょう。


2回食は午前と午後に1回ずつ与えます。

短い時間で立て続けに与えてしまうと胃の負担になる可能性があるため、できれば4時間以上の時間をおいて次の離乳食をあげるようにしてください。

なるべく同じ時間に食べさせてあげると、「この時間になるとご飯の時間なんだ」と赤ちゃんもわかるようになってきます。

生活のリズムができてくるので、規則正しい生活を目指しやすくなるでしょう。

離乳食の2回食はいつからはじめるべき?

離乳食の2回食をはじめるのは、だいたい生後7〜8か月頃、もしくは離乳食をはじめて1か月頃が目安です。

だからといって「必ずこの時期に2回食にしなければいけない」というわけではありません。

離乳食をスタートはじめた時期や、赤ちゃんの舌の発達具合によっても2回食にふさわしい時期は違います。

そのため日頃から赤ちゃんのようすを注意深く観察して、時期を見極めましょう。

例えば、赤ちゃんにペースト状の離乳食をあげるときに、しっかり飲み込めているでしょうか?

嚥下が慣れなそうなら、時間をかける必要があります。

また、スプーンを口に入れることに抵抗がなさそうかもよくチェックします。

これらの条件をクリアして、スムーズに離乳食を食べられているのであれば2回食に移行してもいいでしょう。

離乳食の2回食を進めていく方法

離乳食を進めていくときには、ママやパパが赤ちゃんの成長に合わせて工夫していくことが大切です。

まず、2回食をはじめるときには、1回に与える量をできるだけ抑えてあげてください。

1回で与えていた離乳食の3分の1くらいの量からはじめ、慣れてきたら少しずつ増やしていくと良いでしょう。

その分、すりおろしていた野菜をみじん切りにしてみたり、少し硬さの残る程度の茹で加減にしたり工夫します。

1回食の頃に比べて大人の食事に近づけながら与えていきます。

野菜なども、指で押せば潰れるくらいの硬さを目安にして用意しましょう。

飲み込みにくそうであれば、とろみをつけてあげることで食べやすくなりますよ。

噛むのが上手な赤ちゃんであれば、掴み食べメニューを入れるなど工夫してみてください。

赤ちゃんが離乳食を食べられる量は、個人差が非常に大きいものです。

そのため「必ずこれだけ食べさせなければならない」というように考えず、食べなければやめる、欲しがるようならあげると臨機応変に対応してください。

「栄養をとらせるためにたくさん食べさせなきゃ」と焦ってしまうこともあるかもしれませんが、栄養はミルクからも摂取できますので、焦る必要はありませんよ。

離乳食の回数を増やしたからといってミルクをやめるのではなく、どちらも並行して与えてあげてくださいね。

特に母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませて構いません。

2回食を進めていくときの注意点

離乳食の2回食に切り替えたことによって、赤ちゃんの調子が変わることもめずらしくありません。

これまでよりも胃腸の負担が増えることから、下痢や便秘などの不調が見られることもあるでしょう。

そのときには、赤ちゃんの調子を最優先して、無理させることがないように心がけてください。

特に、急激な変化は赤ちゃんにとって大きな負担になりかねません。

もし赤ちゃんが離乳食を嫌がるようであれば、焦らず赤ちゃんのペースに合わせてあげてください。

食感などに慣れないようであれば、食材の切り方や茹で時間を変えてあげるのもいいでしょう。

吐き戻したりつっかえたりしているときには、食べやすい形を探してあげてください。

例えば新しい食材を試すときにも、一気に複数の食材を与えてしまうと万が一食物アレルギーがあったときに対応しにくくなります。

ひとつずつ試すとともに、一口だけ与えてからようすをみてあげることも大切です。

どうしても思うように食べてくれないのであれば、一旦離乳食をお休みしてもいいでしょう。

毎日離乳食をあげるのは、保護者にとっても大変なことです。

せっかく作っても食べてもらえないと悲しくなってしまうでしょうから、赤ちゃんはもちろんママにとっても無理のないペースで進めてくださいね。

まとめ

離乳食の2回食は、1回食がスムーズに進んでいるのを確認次第、適宜はじめていきましょう。

あらかじめ与えていた1回食よりも量を減らしたり、サイズを大きくしたりしながら少しずつステップアップしていきます。

必ず「この時期にはじめなければいけない」「このくらいの量をあげなければいけない」という決まりはありませんから、赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めてくださいね。

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